今TBS「アッコにおまかせ」を見ていた。
米国製薬メーカーのアストラルゼネカがコロナのワクチンを製造したので、日本が買い取る契約をしたという話をしていた。
その直前はミルクボーイの漫才で笑わせてもらったのだが・・・
そこで大学の先生が出ていて、日本には朗報という趣旨の解説をしていた。
なんか急に腹が立ってきた。そこでこのブログに叩きつける。
まず2つのニュースを紹介する。
・(毎日新聞)コロナワクチン健康被害、国が賠償肩代わり 政府、法整備検討 海外製薬要請
https://mainichi.jp/articles/20200721/k00/00m/010/293000c
・(NHK)新型コロナ ワクチン供給で米企業と基本合意 加藤厚労相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200731/k10012544021000.html
最初の毎日新聞の記事では、海外の製薬メーカーのワクチンを日本政府が購入する。副反応の可能性があるが、その場合は日本政府が補償するというものだが、誰に保証するのかというと、日本国民ではなく、海外メーカーにである。
当然ワクチンには副反応(副作用)がある。中途半端な治験では健康被害も当然ある。ということで製薬メーカーはそれを恐れる。そこに日本政府が登場する。「大丈夫。訴訟になったら、あなた方米国製薬メーカーの訴訟費用は出しますよ」と言っているわけだ。
政府は誰を見ているのか。製薬メーカーは損失補償、つまり健康被害の賠償を恐れている。これは、つまりその可能性が強いということだろう。政府は日本政府だ。日本人の健康被害があっても、日本人のために保証しようというのが当たり前ではないか。それを日本人に向かわないで、外国資本に向かうわけだ。なんだろうか、これは。
次のNHKの記事では、五輪組織委はワクチンが広がれば、オリンピックが予定通りにできるので期待しているという話だ。
なんのことはない。オリンピックをするためのワクチンであって、日本人の公衆衛生のためではないのだろうか。あたかもなんでもいいからワクチンをやればいいというオリンピック実施へのアリバイみたいだ。
そういえばオリンピックを実施するにはワクチンが必要だとしていたが、伏線を張っていたのだろうか。
それをテレビに出ている大学の先生あたりが「期待できる」程度の認識だとしたら、なんの解説だというのか。馬鹿馬鹿しい。これは解説ではない。PRか?宣伝。
日本人はグローバル資本のいい餌食になる。そういう話でしかない。