裏の顔

雨上がりの今朝、竿竹の水滴を拭き取って、シーツを広げた。

シーツやテーブルクロスなどは、こんなふうに、北西側の物干し台を用いる。

太陽からは陰になるけれど、多少の風があるから、乾くだろう。

隣家との境界、お互い１メートルずつ控えて、計２メートル。

でも、ちゃんと青空も見える。

夕方、洗濯物を取り込む頃には、すっかり天気が回復したので、

北西の白い外壁は、夕日のオレンジ色が映って、暖かい色合いに。

ここで見上げるのは久しぶり。

写真はいわば裏の顔。

二階にある、おっちゃんの遊び場（書斎？）の窓が見える。

隣家の屋根越しに届く、午後遅い冬の日差しは、あくまでも柔らかい。