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池の畔の雑草たちが、ものの見事に枯れて(刈られて?)、
おかげで水面が見通せるようになった、
常緑樹のくすんだ緑、それ以外は、数羽の水鳥さえモノトーン。
心落ち着く色合いに、ふと、今年受け取った喪中欠礼葉書が浮かんだ。
たしかに、去年の暮れよりも枚数が減った、のは何故?
喪中欠礼のピークが過ぎた、ということ。
親しいクラスメート2名のご両親は、連れ合いのそれも含めて、
計8名すべてが、すでに旅立たれた。
わたしにはまだ、母が居てくれる。
“早う、お迎えが来て欲しい”が、口癖で、だからわたしは、
“その言葉、録音しとき。毎日ボタン押したらええやん”
と、言い返す。
ありがたいことに、平均寿命に数年足りず、まだまだお迎えは来無さそう。
でもね、80代のしんどさは、80代の人にしか解らない。
母のグチを、わたしは感謝の言葉と読み換えているけれど、
思うままにならない自分への苛立ち、そんな気がしてきた。
おかげで水面が見通せるようになった、
常緑樹のくすんだ緑、それ以外は、数羽の水鳥さえモノトーン。
心落ち着く色合いに、ふと、今年受け取った喪中欠礼葉書が浮かんだ。
たしかに、去年の暮れよりも枚数が減った、のは何故?
喪中欠礼のピークが過ぎた、ということ。
親しいクラスメート2名のご両親は、連れ合いのそれも含めて、
計8名すべてが、すでに旅立たれた。
わたしにはまだ、母が居てくれる。
“早う、お迎えが来て欲しい”が、口癖で、だからわたしは、
“その言葉、録音しとき。毎日ボタン押したらええやん”
と、言い返す。
ありがたいことに、平均寿命に数年足りず、まだまだお迎えは来無さそう。
でもね、80代のしんどさは、80代の人にしか解らない。
母のグチを、わたしは感謝の言葉と読み換えているけれど、
思うままにならない自分への苛立ち、そんな気がしてきた。