終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

地質観察

2016-09-21 21:17:55 | 風景

台風16号通過の翌日、大阪シニア自然カレッジの例会で、河内長野市の石川・嶽山へ繰り出す。

講師は、佐藤隆春先生。

受験科目から外されることの多い〝地学〟。

そういえば、わたしも高校で履修しなかったっけ。

ただ、テレビで数少ないお気に入り番組が〝ブラタモリ〟であってみれば、

シニアになって初めて、地球活動に目を向けることになったのも、奇縁かも知れない。

とにかく、河岸段丘、川のはたらき、岩石を見分ける、溶岩を噴出する火山、

と熱く語られる先生にひきこまれて、

古稀にして出会う、一万4千年前という途方もない昔の地球の営みの証拠を凝視する。

それにしても、あの、万葉集の舞台ともいうべき二上山が、実は火山だったなんて。

甲山の山頂には火口のような凹みがあって、あれはやっぱり火山だったのか。

氷河期から6千年経った現代、という途轍もないスケールをみせつけられて驚き、

足下の段丘面を

大きく見て3段、細かに区分すると7段、と、数え上げるのも、亦楽しからず哉。

  近鉄汐ノ宮駅近くのヒガンバナ。

 

 

 

 

 

 

 

 



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