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台風16号通過の翌日、大阪シニア自然カレッジの例会で、河内長野市の石川・嶽山へ繰り出す。
講師は、佐藤隆春先生。
受験科目から外されることの多い〝地学〟。
そういえば、わたしも高校で履修しなかったっけ。
ただ、テレビで数少ないお気に入り番組が〝ブラタモリ〟であってみれば、
シニアになって初めて、地球活動に目を向けることになったのも、奇縁かも知れない。
とにかく、河岸段丘、川のはたらき、岩石を見分ける、溶岩を噴出する火山、
と熱く語られる先生にひきこまれて、
古稀にして出会う、一万4千年前という途方もない昔の地球の営みの証拠を凝視する。
それにしても、あの、万葉集の舞台ともいうべき二上山が、実は火山だったなんて。
甲山の山頂には火口のような凹みがあって、あれはやっぱり火山だったのか。
氷河期から6千年経った現代、という途轍もないスケールをみせつけられて驚き、
足下の段丘面を
大きく見て3段、細かに区分すると7段、と、数え上げるのも、亦楽しからず哉。
近鉄汐ノ宮駅近くのヒガンバナ。