終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

糸繰りはウッドデッキで

2009-10-21 21:26:49 | 衣・布
機織りしていて、欲しい緯糸がみつからない時、

膨大な量の(笑)糸抽斗をまさぐっても納得できない時、

思い切って織りを止め、染める。

で、アルパカの細い糸、50gほどの小さなカセ糸を、グレーに染めた。

五倍子(ゴバイシ、ヌルデの虫こぶ)で、青味のグレーを狙ったけれど、

茶色っぽい灰色に染まった。

新物の、翡翠色の虫こぶからは、ムラサキ系のグレーが染まる。

今年の新物の五倍子ではなくて、

去年の古いそれを使用してしまったせいで、茶色味になったのかも知れない。

昨日染めたアルパカ糸を、はやる気持ちで玉に巻き取る。

毛羽が飛散するので、そうだ、ウッドデッキで作業しよう、いい天気だし。

アルパカの糸は、軽量なので、僅かな糸でも、思ったよりも長かった。

だから糸繰りも、長時間の作業となる。

スルスルとはかどるのは、染めがうまくいった証拠。

朝日の中で糸繰り仕事、これ以上の幸せを、わたしは今、思いつけない。





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