どなたかに教わったのか、どうか、今となってはわからない。
織り上げた布を、房捩りの後、水に放つのは、いつもの作業。
機の上で精一杯緊張していた布(糸)を、浴槽やたらいなどに、泳がせる。
初めはキョトンと怪訝な表情の布が、ワケもわからず、ただ水面に浮かんでいる。
が、10分も経てば、我が身を解き放ち、30分も経過すれば、水底深くに横たわる。
布も、織り手も安堵の時。
染め糸を織った場合は、バスタブを汚す懸念から、
ポリの衣装箱を用いる。
今日は、純白の糸なので、バスタブに泳がせた。
仕上げ、と言っても、まだまだ縮絨や染色の作業が残っていて、
完成はまだまだ。
しばらくはこうして、一段落、ひと仕事の済んだ織り布を眺めていよう。
織り上げた布を、房捩りの後、水に放つのは、いつもの作業。
機の上で精一杯緊張していた布(糸)を、浴槽やたらいなどに、泳がせる。
初めはキョトンと怪訝な表情の布が、ワケもわからず、ただ水面に浮かんでいる。
が、10分も経てば、我が身を解き放ち、30分も経過すれば、水底深くに横たわる。
布も、織り手も安堵の時。
染め糸を織った場合は、バスタブを汚す懸念から、
ポリの衣装箱を用いる。
今日は、純白の糸なので、バスタブに泳がせた。
仕上げ、と言っても、まだまだ縮絨や染色の作業が残っていて、
完成はまだまだ。
しばらくはこうして、一段落、ひと仕事の済んだ織り布を眺めていよう。