右手前、葛布の襖の前に、紅型染め風のお雛様。
オリジナルは、たぶんとても有名。琉球のお道具類が興味深い。
染める時、母はいつも色違いを2,3点制作する。
娘や友達のためだったり、時には加えて母自身の分だったり。
エネルギッシュな人、若い時は何に対しても、誰に対しても”濃”かった。
染め布には、彼女の情が凝縮されて、しっかり染みこんで残っている。
帰宅してその布に癒された。
というのは、今日はひどく疲れたから。
母を伴って銀行へ行った。
1時間以上かかって、やっと、元本割れ(!)のわずかばかりの国債を換金手続きした。
死の2年前に、母名義で父が購入していたものだ。
言われるままに数字を書き入れる、ペン持つ母の手は震えていて、痛々しかった。
いったい、老人って何なんだろう、銀行にとって、この社会にとって。
わたしの10倍も疲れたであろう、母の身体が心配です。
オリジナルは、たぶんとても有名。琉球のお道具類が興味深い。
染める時、母はいつも色違いを2,3点制作する。
娘や友達のためだったり、時には加えて母自身の分だったり。
エネルギッシュな人、若い時は何に対しても、誰に対しても”濃”かった。
染め布には、彼女の情が凝縮されて、しっかり染みこんで残っている。
帰宅してその布に癒された。
というのは、今日はひどく疲れたから。
母を伴って銀行へ行った。
1時間以上かかって、やっと、元本割れ(!)のわずかばかりの国債を換金手続きした。
死の2年前に、母名義で父が購入していたものだ。
言われるままに数字を書き入れる、ペン持つ母の手は震えていて、痛々しかった。
いったい、老人って何なんだろう、銀行にとって、この社会にとって。
わたしの10倍も疲れたであろう、母の身体が心配です。