終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

染め場の朝

2009-09-02 17:08:58 | インテリア
染め場というので、設計者がアトリエとしての明るさを備えてくれたのか。

朝、午後、夕方、と、表情を変えるので、L字型の窓は、とてもおもしろい。

今日は、母の通院につきあった。

予約のない受診、なのは、症状に不安がでてきたから。

自己免疫性の難病が、予想に反して寛解?して、脱ステロイドも半年経過、

と、安堵していたところだった。

“ほんものの○○○やもん、なあ”と、カルテを繰って、

“やっぱり、半年が精一杯やったか”と、Y先生。

母はこのところ、以前にも増して、明るくおしゃべりで、

周囲に笑いを振りまいている。

感謝の言葉が口癖で、本来のサービス精神が満開、炸裂している。

なので、ほんとうは深刻な病気なのを、わたしはすっかり忘れてた。

2年前にせっかく、束縛の強い父から解放されたのに、

“あこがれのシングルライフ”は、老いた病身で迎えることになった。

思い通りにならない我が身の不安のままに、

『あと僅かやから、辛抱してね』と、母独特のユーモアで感謝の言葉。

時代が変わって、季節が変わって、その闘病も困難を増すらしい。

風の涼しい、9月のはじめです。





















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