琉球藍の夏越し

梅雨の頃、地植えから起こして、鉢に上げた。

夏の暑さを避けるためだった。

シェードなんかでは防げない。

だから寒冷紗の日よけ布など、ウッドデッキの下に隠したまま、出番なし。

プランター10個に、リュウキュウアイ20株。

水遣りを控えて土を軽くして、それでも、久しぶりの重労働。

家の裏側、北西側の隣家との境目に、ずらっと並べて、

毎日、朝夕の潅水を忘れずに、見守った。

ああ、なんとか、葉焼けは避けられた。

タデアイと異なり、宿根なので、2年くらいで土を入れ替えたい。

でも、バラと違い、冬に葉を落とさないので、

ばらの鉢作りの知恵ではカバーできない。

ま、いいか、苦手の夏を無事乗り越えた。

伸びた葉を切り戻しながら少しずつ使用できる、

リュウキュウアイならではの楽しみ方を探そう。

秋が深まったら、あの染め、この染め、夢は尽きない。