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名盤まとめブログ

ジャンル問わず名盤をまとめていくブログです。私は音楽ゲーム愛好家でもあり、音ゲー曲もまとめるのでぜひ聴いてみて下さい♪

【音ゲー曲紹介】I - 黒魔

2023-10-19 20:24:58 | 音ゲー曲
●SOUND VOLTEXより「I」

アーティスト:黒魔
ジャンル:CHIP ELECTRO
BPM:225

【難易度】
NOVICE:8
ADVANCED:15
EXHAUST:18
MAXIMUM:20

曲名はアルファベットの「I」であり読み方も「アイ」。
「私」と「愛」のダブルミーニングとなっています。

黒魔はチップチューンを得意とする日本の作曲家であり、中学生の頃から作曲を続け現在プロとして活躍する人物です。

この楽曲はThe 7th KACオリジナル楽曲コンテストで最優秀賞として採用され、The 7th KAC決勝戦で初披露となった曲です。
譜面は画面がブラックアウトした後に背景が変わるといった演出が用意されており、会場と決勝戦を盛り上げました。

サウンドは高速のチップチューンとなっており、エモーショナルなサビが上記の演出と合わさって非常に感動的。
また、小ネタとしてサビ前にモールス信号で「T・K・S(Thanks)」とプレイヤーに対する感謝のメッセージが込められています。


I




この楽曲の続編と呼べる楽曲に「Made In Love」という楽曲があります。

●SOUND VOLTEXより「Made In Love」

アーティスト:黒魔
BPM:88

【難易度】
NOVICE:4
ADVANCED:10
EXHAUST:13
MAXIMUM:17

「I」とは打って変わってゆったりとしたチップチューンとなっています。
「I」のメロディーが引用された箇所があり、こちらも非常に感動的。
こちらはモールス信号で「G・B(Goodbye)」のメッセージが込められています。


Made In Love




そして「I」をリミックスした曲に
「[ ]DENTITY」という楽曲があります。

●SOUND VOLTEXより「[ ]DENTITY」

アーティスト:HuΣeR
ジャンル:FORTUNE OVERTURE
BPM:200

【難易度】
NOVICE:7
ADVANCED:14
EXHAUST:17
MAXIMUM:19

[ ]の空白を「I」に見立ててアイデンティティと読みます。
リミックスしたのはKONAMI所属の作曲家HuΣeR。

原曲の良さを残しつつピアノの旋律が挿入された壮大で素晴らしいアレンジとなっています。

[ ]DENTITY





【音ゲー曲紹介】Life is PIANO - Junk

2023-10-18 17:57:14 | 音ゲー曲
●BMSより「Life is PIANO」

アーティスト:Junk
ジャンル:Maiden House
BPM:133

煌めくピアノの旋律とアップテンポのビートが合わさった美しいピアノハウス。
この楽曲はBMS以外にもスマホ音ゲーArcaeaで遊ぶことができます。

作曲者のJunkはトランス、ハウスが得意な日本の作曲家。また、定額P名義でVOCALOID楽曲も手掛けています。


Life is PIANO



ちなみに、本楽曲以外のJunkの代表曲として「The Formula」や「Once in my life」などがあります。

●BMSより「The Formula」

アーティスト:Junk
ジャンル:TRANCE
BPM:144

爽快感がある中速のトランス
この楽曲はSOUND VOLTEX、CHUNITHM、オンゲキで遊ぶことが出来ます。


The Formula



●BMSより「Once in my life」

アーティスト:Junk feat. nananao
ジャンル:Maiden House
BPM:133

この楽曲はKONAMIの恋愛シミュレーションゲーム『ラブプラス』のキャラクター「高嶺愛花」をイメージして作曲されたものとなっています。あくまでも二次創作であり公式のイメージソングではありません。

この楽曲はBMS以外にもオンゲキで遊ぶことが出来ます。


Once in my life




【音楽アルバム紹介】Mezzanine(1998) - Massive Attack

2023-10-17 19:23:43 | ・1990年代(洋楽)
イギリス・ブリストル出身の音楽ユニット、マッシブ・アタックの3枚目のオリジナルアルバム。

ヒップホップ・ダブをベースにジャズ、ロック、エレクトロニカなど様々なジャンルを取り入れた『トリップホップ』と呼ばれるジャンルの代表作。

【トラックリスト】
1. Angel
2. Risingson
3. Teardrop
4. Inertia Creeps
5. Exchange
6. Dissolved Gir
7. Man Next Door
8. Black Milk
9. Mezzanine
10. Group Four
11. (Exchange)

強烈なベースとエッジの効いたギターが特徴的な
Angel

イントロのチェンバロが印象的な名曲
Teardrop

ジャズベースが印象的な不穏なインスト曲
「Exchange」

低音のベースが鳴り響く危険な雰囲気のタイトル曲
「Mezzanine」

メロウでダークなドラムンベース
Group Four

などがハイライトです。


憂鬱なムードを備えたダークな作風だが、幽玄的な美しさも兼ね備える傑作です。
様々なサウンドがサンプリングがされた深みのある楽曲も魅力的。


Angel



Teardrop
当初この楽曲はマドンナが歌う予定でしたが、
より楽曲にマッチした歌声のコクトー・ツインズのエリザベス・フレイザーがボーカルをとっています。



【和訳】
愛、愛とは動詞
愛、愛とは動作の言葉
私の呼吸は恐れを知らない

穏やかな衝動
私を揺さぶり、軽くしてくれる
私の呼吸は恐れを知らない
火の上に落ちる涙の雫
私の呼吸は恐れを知らない

夜、夜の事象
黒い花が咲く
私の呼吸は恐れを知らない
黒い花が咲く
私の呼吸は恐れを知らない
火の上落ちる涙の雫

私の目から落ちる水は恐れを知らない
鏡のようにとても忠実
私の呼吸は恐れを知らない
火の上に落ちる涙の雫
私の呼吸は恐れを知らない

あなたは暗闇の中で躓いている
あなたは暗闇の中で困惑している



【音楽アルバム紹介】Future Days(1973) - CAN

2023-10-15 12:05:54 | ・1970年代(洋楽)
ドイツのプログレッシブロックバンド、CANの5thアルバム。
前作『Ege Bamyasi』、前々作『Tago Mago』で見られた狂気や混沌性は薄れ、空気のような透明でふわふわとしたサウンドが展開されています。
まるで白昼夢を見ているような、『意識はあるけど肉体は存在しない』そんな不思議な感覚の作品です。


ミニマルなドラム、パーカッションと囁くようなダモ鈴木のボーカルのタイトル曲
Future Days

反復されるパーカッション、シンバルに様々な音が乗るプログレッシブロック
「Spray」

様々な楽器や効果音が使われた3分の小品曲
「Moonshake」

19分50秒に及ぶ大作。様々なフレーズ、メロディーそして環境音が一つの映画ように流れてくる傑作。
Bel Air
この楽曲の凄いところは約20分という長さを感じさせず、いつの間にか曲が終わっていることです。


【トラックリスト】
1. Future Days
2. Spray
3. Moonshake
4. Bel Air


本作はCANというバンドの最高傑作として扱われ、『Future Days』のタイトルに相応しく進歩的であり、穏やかさ、複雑さ、そして美しさを味わえる名盤となっています。


Future Days



【歌詞】
君がやろうとしていること全てのために君がやろうとしていることは、君が行おうとしている全てなんだ
今夜家に帰るとき
できると思うのかい?
すべてをするために人々から離れることを
僕は家に帰り、君は立ち去る
全ての事と君が行く全ての場所

僕はこの部屋はもう終わりを迎えていると思うけど
どうやって彼らをこの夢から委ねればいいのだろう
もしもの日の為にお金を送って欲しい
未来の日々の為に
君は僕の為に何も持たない方がいい
君は年月の変化を顔に刻んだほうがいい
君は借り物の追跡者の影に隠れる
未来の日々の為に

君はその嘘を広めていて、それを分かっている
君は落下し、首を骨折する
家を壊している時みたいに
一晩自由に過ごして、君は何をしたの?
その壊れそうな家の中で
壊れかけた家を壊し
巻き上がり、壁は破壊される
強風が吹き、君の家を壊し転がし続ける…

僕はこの部屋はもう終わりを迎えていると思うけど
どうやって彼らをこの夢から委ねればいいのだろう
もしもの日の為にお金を送って欲しい
未来の日々の為に
君は僕の為に何も持たない方がいい
君は年月の変化を顔に刻んだほうがいい
君は借り物の追跡者の影に隠れる
未来の日々の為に

そして君が失った夜
君の夢から光が消えて
もしもの日の為にお金を送って欲しい
未来の日々の為に
君は僕の為に何も持たない方がいい
君は年月の変化を顔に刻んだほうがいい
君は借り物の追跡者の影に隠れる
未来の日々の為に
未来の日々の為に
言っているんだ、全ては未来の日々の為だと

僕はこの部屋はもう終わりを迎えていると思うけど
どうやって彼らをこの夢から委ねればいいのだろう
もしもの日の為にお金を送って欲しい
未来の日々の為に
君は僕の為に何も持たない方がいい
君は年月の変化を顔に刻んだほうがいい
君は借り物の追跡者の影に隠れる

未来の日々の為に



【音楽アルバム紹介】Selected Ambient Works 85–92(1992) - Aphex Twin

2023-10-12 18:26:59 | ・1990年代(洋楽)
イギリスのエレクトロニカミュージシャン、エイフェックス・ツイン(本名:リチャード・D・ジェームス)の1stアルバム。

本作はリチャードが85〜92年に作曲した楽曲が収録されています。

サウンドは浮遊感のある繊細なアンビエントテクノがが主となっています。
心地よいサウンドが展開されるも不思議な緊張感を併せ持ち、まるで別世界に足を踏み入れたような感覚になります。

女性の声がサンプリングされたメロディアスな曲
Xtal

水中にいるような浮遊感のある曲
Tha

パルス幅の名の通りの楽曲
Pulsewidth

アシッドベースがうねる混沌とした曲
Green Calx

などがハイライトです。

総じてエイフェックス・ツインの代表作であり、アンビエントテクノを象徴する作品です。

エレクトロニカ好きには有名すぎる作品なので既に知っている方も多数いると思いますが、まだ聴いたことがない場合ぜひ聴いてみて下さい。虜になること間違いなし。


【トラックリスト】
1. Xtal
2. Tha
3. Pulsewidth
4. Ageispolis
5. I
6. Green Calx
7. Heliosphan
8. We are the music makers
9. Schottkey 7th Path
10. Ptolemy
11. Hedphelym
12. Delphium
13. Actium


Xtal