[雑感]
『世界服飾大図鑑[コンパクト版]』を読了しました。
いや、読了というか、興味のあるところを中心に流し読みしたというほうが正しいですかね……
なにぶん大著で、全部読み込んでいられないので……
こうやって改めてファッションの歴史を通観してみると、
やはり私の好みは20世紀初頭~1960年代くらいまでかなあ、という気がします。
それ以前の、様式的で装飾過多なドレスはどうも性に合わないですし、
近年のものとして挙げられている、よく言えば個性的、悪く言えば見世物的なファッションもどうかな……と。
ある程度は実用に根差した(あるいは、それを目標とした)デザインが好みなんでしょうか、私は。
それとも、単に直線的・幾何学的で、色合いが地味なものが好きなだけなのか。
ファッション関連の本は多少読んできて、この読書もその流れの一つなのですが、
この本を読んでいて、私はあまりファッションに意識的に向き合ってないような気がしていました。
本書自体にそういうことを示唆する文章があったわけではなくて、
自分の中に体系的な知識や、こういうものが好き、という明確な反応がなかったのです。
この本やファッション関連に限らず、自分の読書はどうも表層的というか、
その本を読み切ったらそこで途切れる、というような、読書自体が目的、というか、
まあ言い換えは色々できますが、要するに中途半端な感じは常々しています。
これを具体的にどう改善すべきかは、まだ有力な案はないんですが、
どうにかしていきたいな……と思っています。
話が完全にこの本からそれてしまいましたが。
フルカラーでこのボリュームで5000円を切っている(税別価格)というのは驚き。
古い時代の小説なんかを読んでいるときに、その時代のファッションのページを見てイメージを膨らませる、というのも面白いかもしれません。
※2021/1/31以降の記録
■ 購入
文字のきほん 2021/2/6
20世紀デザイン グラフィックスタイルとタイポグラフィの100年史 2021/2/6
デッドプールVol.5:ウェディング・オブ・デッドプール 2021/2/10
遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生 解題:美学としてのグリッドシステム 2021/02/13
バットマン:梟の法廷 2021/02/13
図録 ヴィクトル・ユゴーとロマン派展 2021/02/13
図録 松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて 2021/02/14
■ 読書中
名作椅子の由来図典 ⇒ 読了見込み:2021/02/18
■ 読了
図録 20世紀のポスター[図像と文字の風景]-ビジュアルコミュニケーションは可能か? ※2/3読了
デッドプールVol.2:ソウル・ハンター ※2/4読了
デッドプールVol.3:グッド・バッド・アンド・アグリー ※2/5読了
デッドプールVol.4:デッドプールVS.シールド ※2/5読了
文字のきほん ※2/6読了
20世紀デザイン グラフィックスタイルとタイポグラフィの100年史 ※2/6読了
デッドプールVol.5:ウェディング・オブ・デッドプール ※2/10読了
ロシア構成主義 生活と造形の組織学 ※2/11読了
私の好きなタイプ 話したくなるフォントの話 ※2/14読了
世界服飾大図鑑[コンパクト版] ※2/15読了
■ 積読の状態 ※2021/1/31からの差分
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