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2018-06-06 22:25:00 | 君がいない窓に響く空しい「ひとりごと」
 今日、ずっと読んでいた小説を読み終えました。
 それが恩田陸さんの『夜のピクニック』
 
 私がこの小説を知ったきっかけはranai
 と言っても、伊藤くんや今井君が読んでいた訳ではなく、
 (どちらかと言えば、ノブkunの昔のツイッターで紹介されていたことを最近知りましたが…)

 ranaiが文化放送前でマンスリーLIVEをやっていた頃、ゲストに千綿偉功さんがいらっしゃって、
 (2007年9月28日の回、←ここをクリックすると飛べます。)
 そのときに『逢えない夜を越えて』という曲を唄ってくれたんです。

 その曲が気に入って(CDを買って)、それが映画『夜のピクニック』の挿入歌だと知り、ずっと映画を観るか、小説を読みたい!と思っていて…。


 しかし、時は流れ……。


 ウチの両親は、わりと本を読む方で、父は図書館で借りてくる人、ハハは文庫本を買ってくる人なのですが、
 実家に帰った時、ハハの本棚に『夜のピクニック』を発見!?
 「これ、ずっと気になってた本なの!」
 と借りて来たのが、今年の初め。

 それから、毎週通っている所の待ち時間に、ちょっとずつ読んで、
 “そのとき”しか読んでいないのに、
 「いつも本を読んでて、読書家ですね~!」
 なんて言われて

 本編447ページ、やっと読み終わりました!!


 私は文学部卒ながら、厚みのある本をほとんど読んでこなかったヤツで、好きな作家さんの本でもあんまり長いと、
 「これ全部で何ページあるんだ?」
 なんて途中で考えてしまったりするのですが、この小説は気が付けば300ページ越えていて…。

 しかも、後半の物語はすごく集中して読めて、30ページくらいがあっという間に過ぎ(「え?もぅ呼ばれちゃった~!」という感じで)
 終わりに向かって、かけ足することもなく、心地よいスピードでページをめくると、
 「あ、解説だって!」(本編が終わってた)

 よく読書感想文の宿題で、
 「あとがきを読んで感想書いた。」
 なんて話を聞いたことがあったけれど、この本の解説でもちょっと内容が書いてあって、
 「あぁ、こういうことなのか~」
 と思ったり
 (実は、「あらすじが解説に書いてある本」って読んだことなかったかも…?)

 でも、
 「これだけじゃ(重要な役割をしてる人が出てこないから)不十分で、先生も『ちゃんと読んでないだろう。』って判るな」
 想像したり(笑)

 というか、中学生・高校生が読んでも、面白いし、本を読むのが遅くない人なら、夏休みの宿題におススメします!!
 (って誰目線なんだ?私は)

 
 さて、今度から何を読もうかな…。

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