たまには多少まじめな話しをしてみますか。人に何かを伝えようとするケースって多々あると思います。ちょっとした日常のことから、業務上の伝達~アドバイスまでいろいろですが、相手のためになるだろうということをきちんと伝えようと思うと意外とヘビーです。なんせ、その子の人生を左右しかねないわけですからね。その子の志向や考え方を尊重しながら、客観的なアドバイスを心がけるわけですが、その内容を自分自身で反芻しつつ、検証しつつ考えると、結局、自分の歩んできた人生と向き合うことになるんですね。また、自分と社会との関わり(方)が見えてくるものですね。その中で、自身に都合の良いことだけを抽出しないで、失敗したケースもきちんと伝えないとリアリティがないわけですね。結局、人に対して真摯にアドバイスしようとすれば自身を真摯に見つめ直すことにつながるわけで。まったくもって実は相手を通じて教えられているわけです。対人関係は鏡のようなものであると言う学者さんがいましたがその通りだなぁと思う今日この頃。人が人を育てるというよりは、人は人に育てられるといった方がいいんでしょう。
イシマル ハヤミ
イシマル ハヤミ