どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 4093

2024-03-22 19:25:44 | 時間の無駄
異次元の賃上げである。大手労組はキャッキャ喜んでいる様だが、内部留保を積み上げるだけ積み上げてから政府に促されてようやく上げたと云う、存在意義を問われる事態であると猛省してもらいたいもんである。また大企業に勤める労働者は3割に過ぎず、恩恵が社会全体に行き渡るかはまだ不透明である。賃上げ原資を得る為の値上げも想定されるので、生活格差はより広まる懸念もある。賃上げ出来ない企業は叩き潰す、ぐらいのアグレッシブさを労組は持って欲しい。それでも立場の弱い非正規雇用者や個人事業主を救済するのは難しいだろう。労働三権は著しく制限されるし、余程尖ったスキルを必要とされるのでなければ結局は価格勝負になる。行政も手が回らないし、それこそ労組が暴れる好機なのだが、急進左派でも何かと穏便に済ませたがりがちである。どうせお上のお達しが無ければ動けないのなら、権利闘争の具体的手順を学校で教えてはどうかと思うのである。

どうでもいい四百字 4091

2024-03-20 19:57:06 | 時間の無駄
山田井月って誰?次期マイナカードのデザイン案が公表された。そこに印刷されている方の氏名である。現カードでは番号花子さんだったが、今回のは名前から性別を推し量るのは難しいだろう。性別が券面不記載になる事からジェンダーフリーをアピールしているのかも知れないが、その程度の配慮で「誰もが持ちたくなる」とは思わない方が賢明である。個人的には必要な機能はスマホに複写して通常はそちらを使い、カード本体は持ち歩かない運用にしたいのであるが、だったら物理的カードは要らないじゃん、と云う方向に議論が転がる事を懸念していると推察しているので、多分簡単な話では無いだろう。スマホを持たない人を切り捨てるのは行政的に禁じ手であるし、それ故に効率化省力化とは極めて相性が悪い。マイナンバーカードに代わる名称も公募する予定らしいが、その程度の小細工で一度付いてしまったミソをなかった事には出来ないと思った方が賢明なのである。

どうでもいい四百字 4090

2024-03-19 18:09:56 | 時間の無駄
人類がAIによって滅ぼされる。その懸念が信憑性を帯びてきた様である。NVIDIAが新たに開発したグラフィックとは全く無関係なGPU「B200」は、未確認情報ではあるが最大1000Wの電力で稼働するそうである。従来のアーキテクチャと比較して15倍もの処理性能を誇るらしいが、電気の消費も段違いだと思われる。そんな代物を数万個連結したスパコンも登場するそうで、同社のAIへの入れ込み度合いは将に別次元である。発熱量もこれまでとは比べ物にならないと想像しており、グリーンエネルギーで稼働させたとしても地球温暖化に拍車がかかる事は間違いなさそうである。自我に目覚めたAIが人類を蹂躙すると云ったディストピア好きにはたまらない展開ではなく、そう云う地味な方向で文明が崩壊しそうになるのは自業自得であるが、地味なだけに却って止めさせるのは難しい。過去の経験から推測して取り敢えず行き着く所まで行かないと反省はしないであろうと、諦めモードなのである。

どうでもいい四百字 4089

2024-03-18 19:30:27 | 時間の無駄
公人も楽ではない。政治家や政府職員がSNS上で一般人をブロックするのは憲法違反かに就いて、米合衆国最高裁判所が判断を示したそうである。「なる場合も有ればならない場合も有る」と云う法的に完璧な判断であり、流石は訴訟国家の最高司法機関であると感服した。結局どっちやねん、と云う実務上の話としては、当該アカウントが組織に帰属するか個人が言いたい放題言っているのかで線引きされる様である。いわゆる公式アカウントの様な運用をしていた場合、ブロックは違憲と見做されるらしい。私人としての発言が主であればブロックも個人の権利との事であるが、公私混同しているデジタル相の様なケースでは判断が難しい。ブロックじゃなくてミュートならOK、と云う法的解釈も有り得ると思うが、そこは専門家にお任せする。公人も人の子であり誹謗中傷に曝され続ければつらいと思うが、面の皮の厚さが名政治家の必要条件とされる理由も何となく分かるのである。

どうでもいい四百字 4088

2024-03-17 19:16:06 | 時間の無駄
なるほど、よくわからん。フィッシング等に使われる悪意あるサイトの平均寿命は10分程度らしい。Googleが言っているんだからそれなりに証拠は揃っているのだろう。Chromeのセーフブラウジングが強化され、Googleがまだ認知していない危険なサイトであっても警告が出せる様になったそうである。人間様がそれをスキップしてしまったらお手上げであるが、PC版Chromeでの検出率が25%アップしたそうで、そこそこの成果を上げている様である。私も知らない間にリアルタイム保護に切り替わっていたので有難い話である(同意ぐらいは取れ)。仕組みの説明を詠んだのだが、セキュリティとプライバシーを両立させる為に変態的な手順を踏んでいる事ぐらいしか分からなかった。私が旧Twitterでゲラゲラ笑っている裏でそんな苦労をしていたのかと思うと申し訳なさが先に立つ。Googleが言っているんだからそれなりに信用しているが、ブラックボックスの中で何やっているかは実の所よくわからんのである。