どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4090

人類がAIによって滅ぼされる。その懸念が信憑性を帯びてきた様である。NVIDIAが新たに開発したグラフィックとは全く無関係なGPU「B200」は、未確認情報ではあるが最大1000Wの電力で稼働するそうである。従来のアーキテクチャと比較して15倍もの処理性能を誇るらしいが、電気の消費も段違いだと思われる。そんな代物を数万個連結したスパコンも登場するそうで、同社のAIへの入れ込み度合いは将に別次元である。発熱量もこれまでとは比べ物にならないと想像しており、グリーンエネルギーで稼働させたとしても地球温暖化に拍車がかかる事は間違いなさそうである。自我に目覚めたAIが人類を蹂躙すると云ったディストピア好きにはたまらない展開ではなく、そう云う地味な方向で文明が崩壊しそうになるのは自業自得であるが、地味なだけに却って止めさせるのは難しい。過去の経験から推測して取り敢えず行き着く所まで行かないと反省はしないであろうと、諦めモードなのである。

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