どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4089

公人も楽ではない。政治家や政府職員がSNS上で一般人をブロックするのは憲法違反かに就いて、米合衆国最高裁判所が判断を示したそうである。「なる場合も有ればならない場合も有る」と云う法的に完璧な判断であり、流石は訴訟国家の最高司法機関であると感服した。結局どっちやねん、と云う実務上の話としては、当該アカウントが組織に帰属するか個人が言いたい放題言っているのかで線引きされる様である。いわゆる公式アカウントの様な運用をしていた場合、ブロックは違憲と見做されるらしい。私人としての発言が主であればブロックも個人の権利との事であるが、公私混同しているデジタル相の様なケースでは判断が難しい。ブロックじゃなくてミュートならOK、と云う法的解釈も有り得ると思うが、そこは専門家にお任せする。公人も人の子であり誹謗中傷に曝され続ければつらいと思うが、面の皮の厚さが名政治家の必要条件とされる理由も何となく分かるのである。

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