どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4093

異次元の賃上げである。大手労組はキャッキャ喜んでいる様だが、内部留保を積み上げるだけ積み上げてから政府に促されてようやく上げたと云う、存在意義を問われる事態であると猛省してもらいたいもんである。また大企業に勤める労働者は3割に過ぎず、恩恵が社会全体に行き渡るかはまだ不透明である。賃上げ原資を得る為の値上げも想定されるので、生活格差はより広まる懸念もある。賃上げ出来ない企業は叩き潰す、ぐらいのアグレッシブさを労組は持って欲しい。それでも立場の弱い非正規雇用者や個人事業主を救済するのは難しいだろう。労働三権は著しく制限されるし、余程尖ったスキルを必要とされるのでなければ結局は価格勝負になる。行政も手が回らないし、それこそ労組が暴れる好機なのだが、急進左派でも何かと穏便に済ませたがりがちである。どうせお上のお達しが無ければ動けないのなら、権利闘争の具体的手順を学校で教えてはどうかと思うのである。

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