どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2762

差別は良くない。全く以ってその通りである。人種国籍性別信教職業信条贔屓のプロ球団等で誰かを貶めてはならない。ただし、「自分との違いを見つけた時、ふとそれが頭に浮かんでしまう事」までは抑制不能である。これは人間の認知機能に関わるので致し方ない。それを態度や言葉で表明しない理性の獲得、及び無知の差別を出来るだけ排除する為の啓蒙が、社会全体として推進される事で実現されるべきである。「私を性的対象と見て欲しいと思った相手だけが、私の望むタイミングにおいて私を性的対象としなければ差別」の様な個人的基準の押し付けは、概ね不毛である。そのコンセンサスを何処に置くかは絶え間なく議論されなくてはならないし、ある程度は自由意志を引っ込める必要もあるだろう。尤もそれが実現出来るのならもう少しヨノナカは平和なのだろうし、理想は理想としてキモイおっさんはこっち見るな、と云う過渡的な措置は容認せざるを得ないのである。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「時間の無駄」カテゴリーもっと見る