どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4133

ちょっとご遠慮したいような、試したいような。没入感が売りのVRゲームであるが、没入の更なる高みを目指さんとする開拓者も居る。ゲーム内で受けたダメージを電気ショックとしてフィードバックするボディスーツが販売されているし、それを着込んで奇声を上げながらプレイする動画も散見される。上半身のみ覆われているので頭を斧でカチ割られてもそれが忠実に反映される訳では無いが、「痛み」を感じられるのは確かに臨場感を高めてくれそうである。余りリアルを追求し過ぎると不審死する危険性もあるから程々にすべきだろうが、どつかれたら痛いと云う当たり前の事がゲーム内で表現出来る様になると作品の幅も広がると思う。完全再現には全身タイツ型のデバイスが必要になるが、多分何処かが開発を進めているだろうし、いずれそんな動画も見掛ける事になろう。ただリアリティに拘る余り、VRゲームが体力勝負になってしまうと、ちょっと困ってしまうのである。

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