どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2460

MMTなる経済理論を、最近聞きかじった。緩やかなインフレに留まる限りは、国家は幾ら借金しても良いらしい。1000兆円返せる目途が立たない一部の国では、飛び付く政治家も居る。資産も含めたバランスシート上は健全なので大丈夫と云う見解とどちらが正しいか、いずれ明らかになるだろう。それよりも個人的には、通貨の解釈が面白かった。物々交換の中間財として稀少物に価値を与え流通させたのが通貨だと思っていたのだが、MMTでは見方が異なる様である。成立はそうだとしても、現代の通貨(不換貨幣)の価値は「それで税が納められるか」で決まるとの事である。法定通貨の発行は実質上「国家の借金」であり、国債の発行と大差ないと云う理論は一考の価値が有る。本当にそうなのかはいずれ明らかになるとして、この理論は「国家が通貨発行権を独占している」事が前提だろう。ビットコインやPaypayで納税出来てもMMTは破綻しないのか、素人考えながら興味が有るのである。

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