どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3332

たまに飲みたくなる。セブンイレブンがミネラルウォーターのホットを、都内の店舗で試験的に販売しているそうである。冬でもコーヒーはアイスを選択しがちな高体温系デブなので、購入する事は無いだろう。しかし白湯そのものは嫌いではない。沸かしただけの水なのに、何故か丸みを帯びた味がする。冷水と違ってグビグビ飲めないせいで、舌が錯覚しているのかも知れない。さいたまの美味しい水道水ではないミネラルウォーターならば新たな味覚の発見も期待出来るのであるが、同じ価格帯のアイスコーヒーSサイズに並ぶ価値を見出せるかは微妙である。尤も対象はそんな海原雄山の如く味にグダグダ言う人ではなく、体は冷やしたくないけれどコーヒーや緑茶は諸事情でダメな人なのだろうし、そのニーズは夏場の常温ペットボトルで証明済みである。しかし折角の機会である。トコトン味に拘った無味無臭の白湯と云う、形而上的な商品開発に挑んでもらいたいのである。

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