どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3331

私の奥底で何かが蠢いた気がする。大阪市で「大棍棒展」が開催中との事である。様々な樹木から作られた棍棒が並ぶ様は、映像でも奇観である。価格は3000円からで試し殴りコーナーも有るそうだから、お暇な方は行ってみて欲しい。ただ程よい太さの枝の持ち手部分だけを削り出した棍棒らしいワイルドな品物なので、お手にする際には軍手等の装備をお勧めしたい。全日本棍棒協会会長の東樫氏の発言から推し量るに、これらは全て間伐材でただ燃やされるだけの運命だったのであろう。棍棒を通じて山林保全に興味を持って頂ければとの事で、気持ちは分かるがやや無理がある。ただ一心不乱に生木を殴り続ける人も居る様なので、ストレス社会では一定のニーズが有りそうである。「観賞用にも丁度いいんじゃないかなと」1億円の棍棒も出品しているが、銃刀法に抵触しない範囲で実用性を追求して欲しい。程よい棒を手にした時のあの疼きを、久し振りに体験したいのである。

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