ドラッグストアも災難である。独自調査でウィルス減少が認められたとして、大阪府知事がポピドンヨード溶液でのうがいを府民に呼び掛けた所、1時間後には都内各地で売り切れてしまったそうである。マスク騒動の再来となりそうな事態に頭を痛めている事だろう。誰が買おうが儲かればいいと割り切る店もあろうが、必要とする人に届けたいと云うのが商人としての矜持だろう。マスク販売の時にも開店前から並んでいた人には売らなかったり、会計時に「マスク要りますか？」とこっそり伝えたりと色々対策を講じていたが、成果は芳しくなかった様である。逆ギレする買い占め客とまたバトルしなくてはならないのかと、従業員は胃の痛い思いであろう。抜け目無い者が勝利するのが競争社会の鉄則であり、恥や外聞と云う恣意的な線引きを持ち込むのは難しい。私に出来る事は、買い占め野郎はヨード液を麦茶と間違えて飲んでしまえと呪詛を撒き散らす位なものなのである。
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