存外、我々は洗脳され易いのかも知れない。某銀行系コンサルが実施したアンケートで、感染抑止に非協力的な行動を取る人に腹立たしさを覚える人が60%、と云う結果が出た。個人の絶対的自由を信奉するアナーキストが残り4割を占めるとは考え難いが、ものの考え方のバラケ具合としては妥当な数値に思える。面白いのは情報源が多い程、そう考える人の比率が高まる点である。1か所のみだと50.7％、6か所以上だと66.3％だから、関心を持って色んな所から情報収集している人の方が自粛警察化し易いとも言える。多角的多元的に事実の把握に努めていたら、絶えず流れてくる三密回避や最低7割極力8割の様なスローガンが刷り込まれてしまったと云うのも興味深い。ここは「新型ウィルスは宇宙人からの警告」の様な意見にも耳を傾けてバランスを取る必要が有るのかも知れないが、好みの分かれる所であろう。取り敢えず自分の判断能力を過信しないに越した事は無いのである。
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