どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2656

テレワークが遅々として進まない理由は明白である。ヨノナカ、要らん仕事と要らんおっさんが8割で回っている事が露呈するのを、政府が恐れているからである。不要だからと云って即座に切り捨てられないのは雇用の安定と云う側面もあろうが、もう使わないけどいつか使うかも知れないと押し入れの奥に押し込みがちな人間の習性も関係しているかも知れない。与太話はともかく、自宅勤務を命じられたらその儘出社に及ばずとなる人は、少なからず出てくるのではないか。今は命を守るので精一杯であるが、企業とて慈善活動では無い。限られた要員で必要最小限の業務をこなし出来ない分はRPAやAIでしのぐ所が生き残るだろう。前代未聞の自粛要請の次に来るものは空前絶後の人余りになる可能性を私は危惧しており、遣り甲斐とか達成感とかを満たすためだけの「仕事っぽい何か」をおっさんの習性に合わせて提供する仕組みが、今後求められる様に思えてならないのである。

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