今日は吉原、堀之内♪中州ススキノ、ニューヨーク♪おっさん世代には懐かしいタケちゃんマンの歌だが、あれを再放送するのは難しいだろう。ともあれ新規感染が継続している地域が巨大な歓楽街を擁しているのは、単なる偶然ではあるまい。吉原界隈でクラスターが発生したと報道されていないが、「花柳界の作法」が今も厳密に守られているからであろう。ある意味、全世界で一番安全な場所かも知れない。厄介なのは諸国の租界が有る池袋から新宿にかけてである。それぞれの共同体の中で物事を片付けようとするので、症状が出た時にきちんと病院で診てもらっているのか心配である。シンガポールが押さえ込みに失敗したのも、そう云う社会的弱者のケアをおざなりにしたからである。言葉が通じず行き難いとは思うが、何かあったら日本の医療システムを頼って欲しい。強きを助け弱きを挫くニホンジンばかりではないと、（しょうがないから日本語で）訴えたいのである。
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