どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2912

風が吹いたら経済成長する。脱炭素社会戦略2050はそう云うアグレッシブな皮算用で進められているらしい。プルサーマル計画の時も似た様な事を言ってたなとは思うが、温暖化対策を取らない国は先進国に非ず、と云うご時世である。多少のハッタリも必要だろう。自動車のEV化によって爆増する消費電力は、主に洋上風力発電で賄うらしい。英国では既に稼働済みで、大体200台の風車で原発1基に相当する電力を(風が吹いたら)供給出来る様である。全国津々浦々に10000台も並べれば何とかなるんじゃないかなと適当に考えている。ただ日本近海はすぐ深くなるので、浮かべるタイプの施設にせざるを得ない。実証実験を行っていた福島沖の浮体風力発電は、上手くいかなかった様である。その難題をクリアすれば生産を独占して輸出も出来るぜヒャッハー、と云うポジティブさは評価したいが、要するに現時点で45GWの目標値は希望的観測の積み重ねに過ぎず、当分は風任せなのである。

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