まだまだ知らない事ばかりである。輸入小麦の売り渡し価格を4月から上げると、政府が発表した。何で政府が出てくるのか疑問に思ったのだが、間に挟まっているらしい。国が商社から買い付けて製粉業者等に売り渡す様に定められていると、今回の騒動で初めて知った。ちなみに価格高騰の主因は輸入元の米国・加国の旱魃だそうなので、ラーメンを安定的に供給してもらいたいなら温暖化対策に真摯に取り組むしかないだろう。とは言えすぐに効果が出るものでも無く、当面の値上げは受け入れるしかあるまい。ただでさえコロナ禍で客足が鈍っているラーメン業界にとっては試練の時であるが、何とか耐え忍んで欲しい。ただ原材料の構成比を考えたらうどん屋の方が深刻にも思えるし、パン屋も然りである。ラーメンばかり贔屓するのは公平では無いが、個人的な優先順位なので許して欲しい。ともあれ私の知らない所で食卓を支えてくれる方達に、心から感謝したいのである。
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