自由は保障されるべきである。生存権に次ぐ大切な人権である。しかしそれも程度問題だと思ってしまうのは、まだ私の考えが古いからかも知れない。米国eBayで、マリオミルクなる胡散臭いブツの出品がされているそうである。変哲も無いカロンボトルのミルクが、50ドルとかの高値で売られているらしい。中には1000ドルと云う強気な値付けも見られるそうである。共通しているのは消費期限が3月10日だと云う点である。英語の簡略表記だと「MAR.10」で、これが「MARIO」と読めるからマリオミルク、らしい。何故その一点突破で生鮮食品を、それも腐り易い牛乳を転売出来ると思ったのか。もうちょっと日持ちする食品を選べなかったのか。そもそも何でミルクなのか、何かのオマージュか、辺りで思考がループしているのだが、恐らく答えは出ないだろう。それが自由（任天堂がいずれ怒るかも知れない）だからであり、人権意識が腐敗してしまわない様に努めたいのであるが何故牛乳か。
