どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3254

流石に騙せないんじゃないかな。伊国で自分の腕から型を取ったシリコンカバーを装着してワクチン接種を受けようとした男性が、警察に通報されたそうである。何故バレないと思ったのか。この男性は医療従事者で接種が義務付けられていたのだが、それを何とか回避しようとする努力は(方向性はともかくとして)認めてあげたい。ワクチンパスポートを偽造した方が楽で安上がりに思えるのであるが、日本の様に穴だらけのシステムじゃないからそれも難しかったと云う可能性も有る。身分証を改竄して替え玉接種と云う手も考えられるが、そこまでいくと明確な犯罪である。蔓延を抑え込まねばならない当局の事情は良く分かるのであるが、接種したくない人が生活に困り策を弄する所にまで追い詰められるのも考え物である。これと云った妙案は浮かばないが、私権の抑圧は加減を間違えると感染拡大とは別の方向で社会を不安定化させる事だけは心得ておいて欲しいのである。

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