気の滅入るニュースばかりなので、ちょっと笑える小ネタになれば幸いである。Microsoftが激推しする自社製ブラウザEdgeであるが、そのシェアは5%程度らしい。その事に業を煮やしたか、Edgeで「Chrome」と検索するとEdgeを使えば他のブラウザは不要ですよ、と云うご丁寧なお勧めが一番上に表示される。FirefoxやSafariやOperaでも同様だが、Chromeだけはダウンロードページに遷移すると「Edgeの中身はChromeと同じで、そこにMicrosoftのセキュリティが加わるので安心ですよ」とダメ押しの忠告をして下さるので大笑いである。どちらもChromiumベースではあるが、ここまであからさまに敵意を剥き出しにするのは屈指のテック企業としては大人気ない。OSの機能拡張（パクリとも言う）によって多くのライバルを叩き潰してきたMicrosoftであるが、現在の主戦場であるスマホでは存在感が薄い。何より、こんな小ネタの為にEdgeを起動するしか使い道が無い現状を打破するキラーコンテンツの開発に注力する方が、生産的に思えるのである。
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