サブスク界隈も淘汰の時代である。Yahoo!配下のGYAO!が動画配信サービスを3月末で終了すると発表した。その余波でGYAO!経由で契約していたサブスクも視聴不可となる。えっちコンテンツ見放題が突如消滅する一部地域の方々には、衷心よりお見舞いを申し上げたい。そっち方面は同業者が多いので乗り換え先に困る事は無いと思うが、本題はそちらではない。サブスクは一期一会と心得ていれば良いが、お気に入りの作品であれば購入を選択する人も居るだろう。ただKindle本でもそうだが、購入は所有の移転ではなく「閲覧の無期限許諾」である場合が多い。Amazonがすぐに破綻するとは思わないが、サービス終了時にどんな対応をするのかは気になる。尤もデジタルコンテンツは可搬性に優れるので、どっかが引き継ぐと楽観はしている。使っているサブスクがサ終しても慌てないだけの情報収集はしておきたいが、データを含む物理的な所有の意義が見直される契機になるかも知れないのである。