編プロ メディアクルーの日々

東京都目黒区で雑誌や書籍などの編集をやっています。
旅、犬、人、生活、教育、アウトドアなどのジャンルが得意です。

紅葉の小石川後楽園

2012-11-30 11:47:40 | 旅・レジャー

水道橋で打ち合わせがあったので、ついでに小石川後楽園へ。
天気がイマイチだったので大きなカメラを持ち出す気になれず、コンデジ(HIGH SPEED EXILIM EX-FH100)を持参。
ホワイトバランスはプリセット。ちょっとアンバー寄り。

小石川後楽園は、江戸時代初期の寛永6年(1629年)、水戸徳川家の江戸の中屋敷(後の上屋敷)の庭として造られた。
大きな池を中心とする回遊式築山泉水庭園となっており、紅葉の美しさでも知られている。
大泉水と呼ばれる大きな池は、蓬莱島と徳大寺石が配され、琵琶湖を表現。周囲には見事な松や桜が植えられている。池の南側の紅葉は見ごたえがあり。

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現在閉鎖中の正門近くに位置する内庭。
こちらも池を中心とした庭で、数分で一周できる。
大きなモミジが多く、池の上に張り出した枝の長さが印象的。
すぐそばに東京ドームがあるとは思えない風情。

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大泉水の北側は起伏に飛んだ地形で、山里を歩くような風情が楽しめ
水戸光圀が梅を好んだことから、20種類ほどの梅が植えられた梅林も。
ユニークなのは、稲田(田端:たばた)があること。
これは、水戸光圀が農民の苦労を嗣子・綱条の夫人に教えようと作った田圃。現在は、文京区内の小学生が5月に田植えを実施。9月に稲刈りをしている
とか
右奥に見えるのは藤棚。ハナショウブが植えられた一角もあり、花越しに斬新なデザインで知られる文京区役所の建物を望むことができ

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園内で目を引くのが、大泉水のそばにこんもりと盛り上がった築山。
ササに覆われた姿が中国の景勝地・廬山に似ていることから、江戸の儒学者・林羅山が小廬山と名付けた。
頂上へと続く小道があり、大泉水や周囲の木々を見下ろすことができる。

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高橋伸和/旅行、車、アウトドア、情報、ビジネスなど、主に男性向けコンテンツを担当。

バイク誌、旅行ガイドブックの編プロ勤務を経て、フリーの編集・カメラマンとして活動中。
とくに横浜、鎌倉の知識と写真のストックには自信があります。

別館「メディアクルーの仕事」
http://mcrew.mo-blog.jp/works/


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