編プロ メディアクルーの日々

東京都目黒区で雑誌や書籍などの編集をやっています。
旅、犬、人、生活、教育、アウトドアなどのジャンルが得意です。

野球撮影とAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

2019-12-21 11:56:15 | 仕事

10月から軟式野球とソフトボールの撮影をやっています。
最初は手持ちの機材で様子見。ペンタックスのK-30に70-300mmのズームだと、
フルサイズ換算で100-450mmなので、まあなんとか撮れる感じ。
バッテリーが小さいカメラなのですが、800カットぐらいは撮れたんじゃないかな。

現在は、ニコンのフルサイズ機2台態勢。
1台には24-120mmを付けて集合写真と試合以外のスナップ撮影。
(画質のことを言わなければ、200mmぐらいまであったほうが本当は便利)
別のボディには200-500mmを付けて試合撮影。

カット数を絞っても1日で1000カットはゆうに超えるので、シャッターユニットは消耗品。
中級機以上だとシャッター数10万回保証とかってありますが、
スポーツ写真の世界では気休めなんですね……。
なので、試合撮影用は店頭在庫品かなんかで安く買った古いボディです。

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR、メーカー純正としては価格破壊と言われているレンズです。
(しかも、2020年1月までキャッシュバック中)
レビューサイトなどで指摘があって覚悟していましたが、200から500までズームするのが大変。
ズームリングの回転角度が大きいので、一気にズームできないのです。

でも慣れの問題ですね。
野球の場合バッターを撮るのがメインで、打球が飛んだあとに守備を撮るわけですが、
超望遠が必要な外野までボールが届くのに数秒かかるので、落ち着いてズームすればいいのです。

200-500mmの画質は、絞り開放から良好。
ニコンのサイトにある作例はすべて絞り開放です。
本番前に試写しましたが、絞った画像と開放の画像は、
モニターいっぱいに表示しても違いがあまりわからないほどです。
(等倍表示だとわずかに差があるかなという程度)
まあ、保険をかけるために1/3段だけ絞って撮影していますが。

ところで、ソフトボールのピッチングってダイナミックですね。
途中に体を伸ばす動作が入るので、
野球のようなフレーミングだと画面からはみ出してしまうのです。
しかも、大きくステップ(というかジャンプ)してからボールをリリースするので、
ボールのスピード感がすごい。
以前テレビで、プロ野球選手が女子のピッチャーの球を打ちあぐんでいましたが、
ボールの軌跡も上手投げとは違うし、慣れないと打てないでしょうね。


高橋伸和
/旅行、車、アウトドア、情報、ビジネスなど、主に男性向けコンテンツを担当

日本リクルートセンター(のちのリクルート→リクルートホールディングス)などを経て編集プロダクションへ。バイク誌、旅行ガイドなどの編集を経験し、フリーの編集・カメラマンとして活動中。

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