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『海紡ぐ螺旋 空の回廊』

2006-04-29 | 本・漫画・アニメ
高里椎奈/講談社ノベルス

薬屋探偵妖綺談シリーズ最新刊。3日かけてゆっくり読了。勿体無くてページを繰る手が止まるとまる。
そんなわけで感想です。ネタバレを含みます。以下は反転でどうぞ。


リベザル……っ! 秋…っ!? 座木さんっ!
怒涛の展開にて第一部完。第一部って言うか、どうも「この時間軸での物語」はここで終了という雰囲気。悲しい…です。人物紹介に載ってない彼や彼女も総登場で、最終巻っぽさに拍車がかかります。

秋さんの正体がかなり(?)明らかになりました。実は私、その可能性を以前に何度かちらっと考えたことがありまして。誰も知らないような分かりにくい妖怪種族じゃないんだろうな、とアタリをつけてたんですね。ある意味、イメージぴったりです。あと「呪い」も。以前どこかで、あれっ?と思ってました。
でも文章で読んでしまったときは、やっぱり静かに驚愕しました。彼らの背景も含め、胸が痛いです。同時に、私は秋が大好きだと再確認。本当に好きだ。
事件の全容に関しては、若干流し気味に読んでた気が。人間関係に比重を置きまくって読みました。座木さんの思いが切ないです。ラストのゼロイチの登場も心温まるのに切ないです。
リベはこれからどうなってしまうのかと思うともうどうしていいか…!(のたうちまわる)
「師匠が好きです」「有難う」 ……っ。もう泣く。ぼろぼろぼろ。

感想、うまくまとまりません。
巡る季節のその先に、螺旋のようにどこかで彼らが再び交わることを願ってやみません。


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