尾瀬 （富士見下～尾瀬ヶ原～尾瀬沼） （１）

２００７年９月の３連休第２弾は、ひとり？テント担いで尾瀬を歩いてきました。

この３連休、￥之助さんは休日出勤しなくちゃならないって話だったのですけど、
結局、前日になって休日出勤はなった模様。
「それじゃあ、尾瀬へ一緒に行く？」と聞いてみましたが、
「行かない」とバッサリ・・・。


【日程】
２００７年９月２２日（土）－２３日（日）

【メンバー】
わたし
かいねこさん（バッタリ・富士見下～下田代）
たけさん（尾瀬沼ヒュッテ～南岸分岐）

全行程はこちら→　女ひとりテント道へ？


---１日目（２００７/９/２２）---

【天気】
晴れ時々曇

【合計行動時間】
6時間5分

【歩行時間】
5時間30分（小休憩含む）

【行程】
富士見下（8:00）→　富士見小屋(9:25)→　アヤメ平(9:50)→　竜宮(11:10/11:30)→
下田代(11:55/12:10)→　沼尻(13:15)→　尾瀬沼ヒュッテ・キャンプ場(14:05/泊)


自宅を出るとき、￥さんに一声かけてみると「しんどい」という一言がかえってきた。
山に連れていかれるとでも思ったのだろうか・・・（汗）

家を４時に出発。沼田ＩＣを目指して車を走らせてみたものの、
途中のＳ．Ａ．で力尽きてしまう。




+++ 富士見下登山口・駐車場 +++
さすがマイナー登山口ですね。
連休なのに数台しか車が停まっておりませんでした。


なんだかんだで、登山口に到着したのは７時半・・・
この日、尾瀬沼のキャンプ場で幕営するという山友達のたけさんと、
前夜連絡をとり、キャンプ場でプチ宴会する予定になっていました。
たけさんは御池から燧ケ岳に登って尾瀬沼へ下ると言っていたから、
昼すぎにはキャンプ場に到着しているだろうな・・・。
こりゃ飛ばして歩かないと、尾瀬沼のキャンプ場に到着するのは夕方になってしまう。

ややあせっていたところ、聞き覚えのある鳴き声・・・じゃなくって、
見覚えのある背中が目に入りました。




か、かいねこさん？！
・・・のザックです。この日は耳なし。

いやいや、びっくりたまげました。
だって、ご近所さんとこんなところでバッタリするなんて・・。
（しかも、彼の初バッタリを奪ってしまった模様・・・す、すみません・・・）

ともあれ、こんな遅い時間に出発するかいねこさんも急いでいるはず。
「きっと、この人、また寝坊しちゃったんだろうな～」なんて思いながら、
寝坊しちゃった私も急いで準備をしました。




+++ 登山口のゲート +++
ここから富士見小屋までは林道歩きです。




熊鈴を忘れてしまったかいねこさん
嫌でも、私と一緒に歩く羽目になってしまいました（笑）
なんか、ポーズしないと落ち着かないらしい・・・




この林道はブナが多く、非常に気持ちのよい道でありました。
新緑や紅葉の時期は、もっともっとステキなのでしょうね。




この日の空は、楽しげな雲がたくさん涌いてました。


 

途中、２箇所水場がありました。
富士見小屋直下の水場は右の写真。おいしいお水でしたよ。




案外早く・・てか、標準ＣＴ１時間近く短縮して富士見小屋に到着。
話題豊富なかいねこさんとのおしゃべりを楽しんでいたせいか、あっという間でした。
確かに、健脚なかいねこさんの足手まといになっては・・・と、
多少頑張って歩いた感はありますが、ここの標準ＣＴは甘めなのかも。




とりあえず、お約束のアヤメ平へ。




この日の雲、本当に特徴的でしょう？




+++ アヤメ平 +++
草紅葉がいい感じの秋色になっておりました。
去年もちょうど同じ頃、ここに来ているのですが（レポ作ってない・・・簡単レポはこちら）、
今年の方が色づきがはやい気がしました。




池塘と至仏山




アヤメ平にぽっかりと浮ぶ燧ケ岳
かいねこさん、喜んでますね～。よかった、よかった。




せっかくなので、燧ケ岳を背景に２人一緒にティカータスポーズを。
どうせ、見飽きた２人とか言われるんだろうけど・・・


さてさて、熊鈴を忘れてしまったかいねこさん
Ｍｙ熊鈴をゲットするまでは、嫌でも私と一緒に歩かないといけませんので、
一緒に長沢新道を下ります。
（よくよく考えてみれば、富士見小屋にも熊鈴あったのかな？）


樹林帯の長沢新道を延々と下っていくと・・・
（ここは結構な急坂で、しかもすべりやすいので注意です）




尾瀬ヶ原に出ました。前方は景鶴山。




竜宮十字路より至仏山
紅葉にはちょっと早い時期のせいか、尾瀬ヶ原でも人もまばらですね。




竜宮十字路より燧ケ岳
※竜宮小屋は改装中でした。

尾瀬ヶ原から眺める至仏山と燧ケ岳のこの展望は、
何度見ても美しいと思いますね。

さてさて、ここまでくれば、この時間は人もいるし、
山ノ鼻までは熊にバッタリすることはそうないでしょう。
なんで、かいねこさんはここから山ノ鼻に向い、アヤメ平に戻るつもりなのだろう、
と、わたしは勝手に思っていたのですが・・・
なんと、かいねこさん、尾瀬沼にいるたけさんに会ってから帰るという。
（うーん。だいじょうぶだろうか・・・）




竜中小屋を越えて、橋を渡ると、
目の前にどどんと燧ケ岳、下田代十字路の小屋が見えてきます。
この辺りから眺める燧ケ岳もわたしは好きです。


下田代十字路（見晴）に到着。
ここで、かいねこさんは熊鈴を購入し、地図を確認。
この時点で１２時（たけさんはすでに生ビールタイムだったらしい・・・）。
さすがに尾瀬沼経由で富士見下に戻るのは、無理だと判断したらしく、
たけさんに会うことを断念するとのこと。
（断念・・・といっても、この方、このあとさらに凄まじく歩いたようですが・・・）


 

見晴キャンプ場を案内した後、かいねこさんとは別れました。
わたしは尾瀬沼の方向へ。




下田代から尾瀬沼に通じる道は今回が初めて。
沼尻川の沢の音を聞きながら、ブナと松の森を延々と進みます。
さっきまで賑やかに歩いていたので、急に寂しく感じましたね（笑）




白砂峠を越えると、白砂田代へ
このあたりも紅葉しはじめてますね。




池塘に映る青空と雲がステキです


 

沼尻に到着。
右写真が沼尻休憩場。ちょっと私にしては飛ばしすぎちゃったかも、
軽く燃料切れを起こしている感があったので、りんごジュースを購入し燃料補給。
（↑ゴールが見えるとのんびりモードに入る人）




尾瀬沼を右手に見ながら、尾瀬沼ヒュッテに向かう。




大江湿原
だいぶ秋色に染まってきていますねー




ようやく、尾瀬沼ヒュッテに到着
受付を済ませてヒュッテから出てくると、
ほろ酔い気分のたけさんがヒュッテ前のベンチに座ってました。

たけさんは１１時すぎにはこちらに到着されていたようで、
生１杯と缶ビール１本（でしたっけ？）をお召し上がり済み～（笑）
お待たせしてすみませんでしたーm(_ _)m




まずはテント場へ。
木道のテント場。この日は１０張ちょっと。１テント分のスペースが広いです。
１～２人用のテントが２つ張れちゃうくらい。




ひとりでテント設置完了！
今回の課題の半分を無事こなすことができました（笑）


さてさて、宴会開始ですよ～




宴会会場はヒュッテ前のテラス
燧ケ岳が見えて、気持ちのよいところです。




生ビールでカンパイ！
たけ兄さんがごちそうしてくれました～





日本酒（八海山・純米吟醸）、ブルゴーニュの赤ワイン、缶チューハイ２本
ツブ貝と玉子の燻製、サラミ、チーカマ、パンとチーズ２種、
簡単ラタトゥ－ユ、４種のチーズソースのペンネ（ソース温め忘れ）
だったかな、２人きりにしてはかな～り豪華。




酒ビン持って、かな～りテンション高い右の人。




こんなに暗くなるまで宴会は続いてしまいました（＾＾；


わたしにとって、尾瀬の師匠であるたけさんと、
お酒を片手に、尾瀬で尾瀬を語り合うという、素晴らしい夜となりました。


ということで、
この夜は、ひとりテント泊が寂しい～なんて思う時間もなく
ぐっすりぐっすり眠りについたわけであります。
（まっ、寝つきがはやいのはいつものことなんですけどね・・・）


尾瀬 （富士見下～尾瀬ヶ原～尾瀬沼）　（２）につづく


　
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