2008年の海の日連休は、北海道さいはての島・利尻島&礼文島を旅しました。
(山行記録作成日:2009年4月24日)
GWの屋久島で、テント泊島旅に味をしめてしまった、まゆ太さん。
今回は北の大地ですし、マイカーなしのバックパッカーで島旅に望みまっする!
【日程】 2008年7月18日夜~22日 【メンバー】 ダンナ、わたし
【行程】 --- 1日目(7/18) 晴れ--- 羽田空港(19:30) →→→→ 千歳空港(21:00) ==== ¥さん実家 ====
--- 2日目(7/19) 雨のち晴れ--- ==== 稚内フェリーターミナル(6:30) ..... 鴛泊フェリーターミナル(8:10) 鴛泊 ==== 姫池 ==== オタトマリ沼 ==== 南浜湿原 ==== 人面岩・寝熊の岩 ==== 沓形キャンプ場(テント泊) ====¥父カー or レンタカー .....フェリー →→→飛行機 |
当初の予定では、千歳から利尻島までの飛行機が満席だったので、
千歳空港から札幌駅まで電車で移動、
そこから深夜バス(銀嶺バス)に乗って、稚内に向かう予定だった。
直前になって、北海道に住む¥父さんが、
なんと千歳空港から稚内まで車で乗せていってくれるという話になり、
バスは前日にキャンセルした。
千歳空港から¥さんの実家に寄り、¥母さんと合流し、稚内へと向かう。
わたしと¥さんは終始後部座席で眠っていたのだけど、
時々目を覚ますと¥父さんと¥母さんが話している。
結局、¥父さんはもちろんこと、¥母さんも一睡もせず起きていたみたい。
ほんとお疲れ様でした(^^;。ありがとうございました。
稚内フェリーターミナルに到着したのは5時すぎだったかな。
フェリーターミナルに入っている、すでに乗船口に列ができていた。はやっ。
あわてて、わたしたちも並びにいったら、
6:20発礼文島行きのフェリーの行列だったらしい・・・。
礼文島の方が行く人多いんですかね。

まもなくすると利尻行きのフェリーも入場となる。
稚内から利尻島の北に位置する町・鴛泊までは約1時間40分の船旅なので、
仮眠をとるほどの時間もなく、利尻島が近づいてきたけれど・・・

島は厚い雲に覆われていた・・・。
今日の天気がよければ、今日のうちに今回の旅の目的のひとつである
利尻岳登山を実行しようかと思っていたのだけど、この雲じゃあねぇ・・・。
利尻岳に登るのは明日以降に延期することにする。
鴛泊フェリーターミナルに降りたつやいなや、甘い誘惑が。。(汗)

何軒か食堂が並んでおり、ウニだのイクラだのホタテだの・・・。

『磯焼亭』@鴛泊
そして、まだ朝の9時前でしたけど、こちらのお店に入っちゃいました。

さすがにうに丼にはまだ手がだせなかったけれど、
生ホタテ丼(1000円)、とろろこんぶラーメン(800円)をいただく。
このラーメン、めちゃうまでした。じゃんぱー級!
そして、4日後に再びこのお店に訪れることになる・・・
お腹も満たされたところで、さて今日は何をしようか。
そういえば、食堂と同じにレンタカーの営業所があって、
4時間位の利用を5~6千円で貸してもらえると書いてあたような・・・。
ということで、食堂の並びのレンタカーやさんへ行ってみると、
1時間後くらいに1台空きがあるとのこと。
保険やら禁煙カーだからとかで結局9千円くらい払わされることになったけれど、
せっかくなので、レンタカーで利尻島を1周しようということになる。
レンタカーを借りれるまで1時間ほどあったので、
(というより、レンタカーやの人に強く勧められたので、)
鴛泊港近くにあるペシ岬展望台へ行ってみることにする。

この形、フェリーからも見えて気になっていた。
鴛泊港から歩いていって20分くらいで展望台頂上へ。
高さは90mある岬だそうで、頂上には三角点がありましたよ。

頂上からは鴛泊港が一望できる。雲がなければ利尻山も見えるはず。

展望がよいときは海の向こうに北海道本土も見えるのかな。
西側にはうっすら礼文島が見えました。写真はこちら。
なかなか気持ちのよい場所でしたよ。
その後、レンタカーで時計回りに利尻島を1周。

姫沼一周とか・・・(ナンモミエネー)

オタトマリ沼とか・・・
(左写真:食べるか食べるまいか悩み中、右写真:買ってもうたソフトとリップくん)

南浜湿原とか・・・
(このあたりで島を約半周)


花を期待して行ったのだけど、山麓はすでに花の盛りはすぎており、
晩夏に咲くお花が少しだけ咲いているのみだった。
北海道さいはての島とあって、夏は短いよう。。

島の西側にやってくると、青空が見えはじめ・・・

利尻山も少しずつ姿をあわらしはじめる。
そういえば、「鬼脇、仙法志の中間の三日月沼あたりから見た姿が一番尖鋭で、
それはまるで空を刺すような鋭い三角錐である」と
深Qさんは『日本百名山』の本に書いてたっけ。
おそらくこのあたりからなんだろうけど、微妙に見えないや(^^;
途中で見かけた霊峰涌水で水を汲んでおく。美味しいお水でやんした。

観光スポットである人面岩(左)と寝熊の岩(右)までやってくると、
島の西側にある沓形の町まであと少し。
鴛泊を出発してから、だらだら観光しつつ3時間経過。
この島は狭いんだか、広いんだか・・・。
沓形の町に入ると、まずこのエリア唯一のコンビニ・セイコーマートに向かう。
利尻山では携帯トイレを推奨しているので、それを購入しようと思ったのだけれど、
店内にあらず。コンビニで売っているという話をどっかで見たんだけどなぁと
店員さんに聞いてみると、推奨しているのは利尻富士町だから、
こっちでは販売していないんだ、とのことだった。
モンベルの携帯トイレを持参してきてよかったなり。
この日は「沓形岬公園キャンプ場」でテント泊の予定だったので、
レンタカーから荷物をおろし、わたしひとりキャンプ場にとりのこされる。
レンタカーを返却しに¥さんは鴛泊へ。

「沓形岬公園キャンプ場」は芝生で、こんな感じで海のすぐ近くだったりして、
なかなかよいロケーションでしょう?
ネットでリサーチしていて、このロケーションが気になって、
この日はこちらでテントを張ることにしたのだ~。おっほん!

ただし、海のすぐ近くのせいか、風が強い日が多いかも。
この日も風が強くて、テントのフライシートもぼっこりいってますし。
¥さんがレンタカーを返却しにいってる間にひとりで設置していたので難儀しますた。
14:10鴛泊フェリーターミナル発、15:04沓形着のバスで¥さんが戻ってきたので、
沓形の町へ晩ごはんを探しにゆく。この島で自炊しようなんて、そんな気もうとうない(笑)。
とはいうものの、いわゆる観光地って感じでもなく、
どこが営業してる店なのかもよくわかんなかったので、
ガイドブックに紹介されていた店をチョイス。

『大漁亭』@沓形

ペロっとたいらげてしまった三色丼(2800円)と(もちろん、バフン)ウニ丼(3200円)。
美味しかったけど、お値段高いっす。。
食後は利尻ふれあい温泉@沓形へ。

炭酸水素を含む泉質はよいし、本州の日帰り温泉施設並みの設備だし、
休憩所で生ビールは飲めるし(←結局それかいっ)、
沓形岬公園キャンプ場利用の方には超おすすめ(徒歩5分くらいですもん)。

テント場に戻ると、薄紅色に染まった利尻岳を眺めることができました。
翌日は沓形岬公園キャンプ場から頂上を目指す。
08’夏 北海道・さいはての島旅 (2)につづく
【MEMO】
ハートランドフェリーのHPはこちら
■沓形岬公園キャンプ場■

水洗トイレ、炊事場(水道アリ)、コインランドリー完備。
夕方になると、使用料(1人300円)を回収する人がやってくる。
最寄のコンビニまでは10分以上。
スチュエーションは最高ですが、風が強いことが多いかも。。。