南極ちゃんDVD

やっと。（笑）
DVDかブルーレイか迷って注文するのが遅かった上に
前払いを選んだのに支払いに行くのを忘れていてさらに遅くなり
やっと昨日届きました。
ちなみに値段につられてDVDにしちゃった。

あ。ブルーレイ発売まで待っているという方。
これからインタビューについて書いちゃいますので
読みたくない方はご注意ください。





まだインタビューとクランクアップ集しか見ていませんが。
（これ以外を見るのはいつになるのだろうか？←）

インタビューでは木村さんの並々ならぬ思いと
越冬隊員たちのチームに対する思いに
あの頃の胸が熱くなる気持ちを思い出しました。

中でも香川さんのインタビューはやはり
惹きつけるものがありました。

「衣装を着て台詞をしゃべるのがドラマなんですけど
その人間の動きの現象を撮っているわけですが
その奥にある空気を映してる。
むしろそこしか映ってないわけですね。
そういうものが届くと思うんですよブラウン管の向こうには
そこに関しては本当に大きくて固くて
芯がしっかりした深いものができたと思いました」

北海道ロケ。
「震災前震災後。
3.11がみんなの共有した原点。
有事とは何か。
南極で１年過ごすとは常に有事。
そのことが一瞬にしてわかった。
日本のために闘うとはこういうこと。
絵空事ではない。
フィクションだけどノンフィクションでありたい、心の中は」

「むしろそこしか映ってない」と言い切るのがすごいと思いました。

むしろそこしか映ってない（価値があるのはそこ）なのに
’みんな作品じゃなく僕ばかり見てる’（喩え）と木村が
太田さんに弱音を吐くくらい表層的なネガティブキャンペーンの声が
大きくて、作品の根本的な精神や伝えたいことを伝える声が
あまり大きく聞こえてこなかったのが残念でした。
これは私がネットでそういうことを気にしていたからかもしれませんが。
というか、私なんかももっと大きな声で
言わなきゃいけなかったのでしょうね。
どうしてもイタイとか恥ずかしいとか思ってしまって・・・
ツイとか見てると他メンファンはすごいなと思ってしまいますもん。
（私がそういう方をフォローしているってことだよね。
スマについての発言が多い人をフォローすると
どうしても中居ファンさんが多くなるんだよね・・・笑）

香川さん発言で面白かったのは。
「星野はムツゴロウさん。
経験値がすごくてたいていのことは
自分のキャパシティの下。大丈夫大丈夫。
『剣岳』の山岳ガイドさん、何があっても笑ってる。
この方を常に思い出して。
経験が多くて優しい、人を包もうとする、平和主義」

山岳ガイドさんは知らないけれど想像できます。
ムツゴロウさんにはなるほどー、と。（笑）

オリジナルフォトブックの倉持さん。
ほとんど険しい表情か憂いのあるお顔なんですよね。
犬と向き合っているときだけ満面の笑み。
切ないわあ。

3.11を共に経験したキャスト、スタッフが
日本への思いを胸に撮った作品。
たぶん・・・後年振り返ったときにまた違った評価が与えられるのかも。
香川さんもそんなこと言ってませんでしたっけ？
歴史にゆだねるとか・・・。