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ゴンザレス・ファビアンのブログ

いろいろな内容を好き勝手に書きます。

機動戦士ZガンダムⅢ

2006-03-31 03:18:38 | ガンダム
ガンダム。

私の人生の一部を占めている言葉だ。

私は、ガンダム直撃世代で、Zガンダムは一番多感な時に放映されたアニメーションだ。

ガンダムファンは、ゲーム・プラモ・ストーリーなどなどいろいろなジャンルに別れている傾向にある。

私の場合、あえて言うならば、外伝、つまり本ストーリーとは別のストーリーとそれに付随するモビルスーツが好きだった。

例えば、ガンダムマークⅡはサンライズ公認では実にマークⅤまであるし、初代ガンダムも映像では1機だけであるが、サンライズ公認では実に10機もあるのだ。

学生時代は自分でガンダムを何機も書き、ガンダムマーク15まで書いた事もあった。

で、今回、そのZガンダムの映画版が放映されており、その完結編を観に行ったのだ。

一番印象に残っているのはやはり描画技術。TV版放映当時も映像のすばらしさに感動したのだが、20年という時間は何倍も技術を向上させているのだ。

なんといっても、キャラクターの描画がうまい。安彦良和のキャラクターデザインに近くなっている。例を挙げてみよう。



これは、ヤザンであるが、TV版。これが、映画版だと、



こんなに格好よくなるのである。

その他、キャラクターの表情やm無重力下の頭髪の動きなどとてもよく描画させられているのだ。

ただし。

物語としてはどうやら、Zガンダムを知らない人向けに作られたようである。確かに、総集編とは違い、新解釈を盛り込んではいるのだが、Zガンダムを良く知っている世代からみると、物足りない事が多かったのではないか。

私個人の意見を言わせてもらうなら、シャアの動きをもっと見たかった。というのは、小説版「逆襲のシャア」では、このグリプス戦争のときにジオン再興の力を蓄えていたという記述があるからだ。それの映像を見たかった。

ただ、実際、その兆候となる映像もある。例えばZZガンダムのシュツルムディアス。これはエゥーゴのリックディアスの後継機なのだが、なぜかアクシズに配備されていたし、逆襲のシャアでのジオンのモビルスーツもアナハイム製。これもシャアが裏で動いていた物的証拠になるのだ。

ただ、こういう裏の想像の域を出ないのも明らかにされるはず。

最近、初代ガンダムの前後の物語が漫画などで明らかになっており、格ユニバーサルセンチュリーの番組の間を埋めるべく発行されている。

サイドストーリーの物語は90年代にもあったが、本ストーリーのメインスタッフだった人が関わっているのは大変興味深いのだ。

例えば、「ガンダムエース」に掲載されている安彦良和の「機動戦士ガンダム THE ORIGINでは、当初、初代ガンダムの新解釈の漫画であったのが、最近では、初代ガンダムの前の物語、いうなれば、スターウォーズのエピソードⅠ~Ⅲみないなシャアの幼少期からガンダムと接触するまでの漫画を執筆しているし、北爪宏之の「CDA」は逆に初代ガンダムの一番最後のキシリアを殺してからZガンダムのクワトロになるまでの漫画を執筆している。

この二つに共通しているのが、物語の主人公がそのまま主人公として描かれている点だ。ただし、この二つの物語が終わってもまだまだ、ファンの欲求は終わらないだろう。

例えば、Zガンダムでのアムロやシャアの「逆襲のシャア」までの物語。また、初代ガンダムでの終戦から幽閉されるまでのアムロの物語。

想像すればきりがない。

話は戻るが映画版のZガンダムは視聴者の「ガンダム経験」で評価が大きく別れるだろう。

私はユニバーサルセンチュリーのガンダムしか認めない人間。Zガンダム直撃世代。

評価は100点満点中、20点である。





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