昨晩は 久しぶりに
公民館の茶道教室のお稽古へ。
歩いて5分ほどの公民館の教室へ通い始めて
はや20数年。
茶道教室といっても
地区の公民館の教室ということで
基本は 茶道を知ってもらう、という
「茶道入門」のサークル。
2時間なので、無駄なお喋りをしている時間はない。
20代の若い方から 後期高齢の方まで
年代は違えども お稽古中は年の差はない。
今まで サークル内のもめ事はゼロ。
居心地はきわめて良い。
同じ地区に暮らしながら
普段は 全く交流することがない方々と
知り合いになり、
普通なら
若い方と触れ合うことなど不可能なのに、
いろんな刺激を受け
この歳になって
勉強になることが多い。
茶道の腕前の方は
年月だけは長いけれど
元々 向上心が欠如しているから
『茶道が趣味です!』とまで 胸を張れない。
成長がないなあ・・と思いつつ
飽きっぽい私にしては
不思議と
唯一続いていること。
夫の病状が気になり
どうしても 下向いてくる気持ち。
公民館のお稽古も
『休もうかな』
・・・10分前までは、思っていた。
思い切って
公民館の階段を上り、
皆さんの顔を見て
無心になって お茶を点て
お茶を一服 頂くと
胸の奥が温かくなって
『ほーーーぉ・・・』
来て 良かった・・・
長らく なんとなく
私が一番ヒマだったこともあろうが
教室の会計係を引き受け続けて、やめられずにいた。
若い方は忙しいし
これも一つの 地域貢献かなとも思ってきた。
続けてきたおかげで
一つ 居場所があったことに
気づけた。