大事件だぁぁぁ

もう寝るね。(キラ)

そう言って二階に上がって行ったキラが・・

一時間後、

「事件だぁぁぁぁ」(キラ)

と、転げるようにリビングに飛び込んできたよ。

どうしたどうした、キラ。

あのさぁぁ、ベッドの下でさぁ、ガサガサいうんだよ。(キラ)

へっ?何?ネズミ?

なんかさ、今日は一日変だったんだ。

ベッドの横にくしゃくしゃに食いちぎったテッシュがあってさ。(キラ)

えーっ、ガク、二階には上がって行かないよ。

うん、来ないよね。だからおかしいと思ったんだよ。(ガク)

で、どうしたのよ。

左手にスマホ、右手にスリッパもって

覗いたよ。ベッドの下。(キラ)

で、で、どうなったのよ。

ベットの下にギランと光が二つ。

思わず深夜にギ―――ッと叫びそうになったよ。

腰抜かすってああいう事だったんだよね。(キラ)

そしてベッドの下からは・・

よく肥えた猫が悠然と出て来たそうな。

「まっ、見つかったんならしゃあないね」と

堂々としたもんよ。(キラ)

猫ぉぉぉ、なんでぇ。

きっとさ、ベランダの戸、開けておいたから

そこで入ってきたんだよね。(キラ)

最近、ラブがアデノウイルスに感染したので

換気のためにベランダの戸を開けてた。

まさかねぇぇ・・二階なのに?

びっくりだよ。(キラ)

で、猫ちゃんどうしたの?

悪びれるでもなく、悠然とベランダに出て行ったよ。(キラ)

抱っこしたかったなぁぁ。

バカじゃない、無理に決まっているじゃんか。(キラ)

するりとキラの手すり抜けて焦るでもなく悠然出て行ったそうな。

思えば、最近、キラ、目は痒いし、鼻が(´Д⊂ｸﾞｽﾝとするし、

なんか変だったんだよね。いったいいつからいたんだろう。

キラはかなりの猫アレルギーなんだよね。

だから飼いたくても猫は飼えない。

それにしてもさぁ、キラ、ほんと鈍感だよね。

何日、猫と同居していたんだろう。(笑)

こうして深夜の大事件は幕を閉じたのでした。

さぁ、キラ、気をしずめてしばしおやつタイムしよう。

深夜のおやつタイム。

今夜もお世話になります、不二家さん。(笑)