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元ケイジャーのオッちゃんの独り言

気楽な気持ちでバスケットボールに興味を持ってもらえたらうれしいかなぁ。

走るは基本のきだけども

2021-04-13 19:07:18 | 日記

こんばんは、mattari2010です。

今回は走ることについて書いてみようかなと思います。

バスケットボールって、初心者、経験者問わず正直疲れますよね。うまい走り方や効率的な動きを知らないというのもあるかもしれませんが、そもそもバスケットボールは走るんですよね。練習で長い距離を走ったり短い距離を走ったり、なんでこんなに?と初級者の人は思うかもしれませんが、頑張って下さいとしかいえません。

長い距離を走ることによって心肺機能を高めます。これは足が動かなくならない為でもあり、動き出しの辛さを軽くしたり、冷静な状況判断でプレイの選択をしたりと、これらにとどまらず、まぁ意外と多岐にわたって役に立っているのですよ。

短い距離は単純に速く走ったり、瞬発力を付けることにより特に最初の一歩を速くしたりするんですね。あと単純にコートの大きさを体に覚えさせることも意外と重要だと思いますよ。ある程度体が成長して大きくなったり速く走れるようになると、あそこまで何歩で行けるとか、一歩でこれくらい動けるとか、ドリブル一つつくだけでこれだけ移動できるとか、自分の中で知っておくことも大事なことだと思います。これはオフェンスだけでなくディフェンス面でも大切かなぁと思います。

バスケットの基本プレーにパス&ランがありますよね。パス出したら走るというやつです。練習メニューでいえば、スクウェアパスとか2メン、3メンとかが約束練習ではそれにあたりますね。これもパスを出した後一歩二歩三歩と頑張ることで、速攻なら出しやすくもなりますし、ハーフコートオフェンスでも、ディフェンスを出し抜くことでイージーレイアップにすることが可能ですよね。レベルの差がある相手ならパス&ランだけで十分得点がとれると思います。経験している方も多いかと思います。

パス&ランが基本なんですけどこの基本ができていないとどうなるかちょっと考えてみたいと思います。パスを出しても走らないとすると単純にだんだん前を走る人は少なくなってしまいますから、アウトナンバー(オフェンスの人数がディフェンスの人数より多い状況)が作りにくくなります。言い換えると自分より後ろにいる人数が多ければ、その人達が自分を追い越して走ってくれない限り速攻は出ないんですよね。前を走るのが一人というのはなかなか作り出せる状況ではありません。トップレベルになるとディフェンスのレベルも高く相手の攻撃を遅くさせ味方が戻ってくる時間を稼ぐことも十分可能なので速攻は出にくい代わりに、ワンマン速攻の方が多く感じてしまいますが。要は自分より前に人がいなければ踏ん張って走ると。速攻が出せなければそこからアーリーオフェンス(ディフェンスがきちんとセットして守る前にシュートを打つと考えていいと思います)それでだめならセットオフェンスとなります。

セットオフェンスでも、フォーメーションを使うレベルの方達は言わずもがなですが、動きがなければディフェンスのズレは作れませんし、ズレが作れなければシュートを打つのも個人技頼みになってしまいます。チームの方針にもよりますが個人技に頼るのはズレを作った後というのが一般的なのではないでしょうか。パス&ランの第一歩は二対二の状況だと思います。パスを渡して走ってリターンパスをもらってシュート。レイアップシュートなどは試合前のアップでよくやりますよね。あと少し難しくなりますが、インサイドアウトというセオリーがあります。これはゴールに近いところでボールを持つことによって相手のディフェンスを二人三人と引き寄せたら外に向かってフリーの味方にパスを出すみたいなのが基本的です。ある程度のレベルの選手ならわかると思いますが、自分をマークしているディフェンスがほかのマークマンを助けに行く(ヘルプというやつです)と自分は空きますね。でもそこで止まっていたら、ディフェンスは守りやすいですが、ゴールに向かって走って行ったり、ディフェンスが元に戻るのに時間がかかる場所へ動くことでよりシュートが打てる確率が上がっていきます。また外角のシュートはリング方向から向かってくるパスですと自然と簡単にリングに正対できるので打ちやすいため、確率も上がってくるんですよね。これはトップレベルの選手でも同じことなんですね。

それで話は戻りますが、走っている人にタイミングよくパスを渡す、シュートが打てるようにパスを渡す、これができないといくら走ってフリーになっても得点は取れませんね。ですからスクウェアパスなど走っている人にきちんと狙ったところで渡せているか、また走りながら止まった状態の人にきちんと渡せているか、意識してやってみるといいかもしれません。その次は2メン、3メンなどで動きながら動いてる相手にきちんと出せるかどうか意識してみるとさらにいいかもしれません。

パス&ランでだいぶ書いてしまいました。走るだけでなく止まるという動作、方向転換をするという動作についても書こうかと思いましたが、まぁまたの機会にしますね。

今回はこのあたりで。おしまい。


人に出す、場所に出す、どこに出す!?

2021-04-08 06:17:14 | 日記

どうも、mattari2010です。

今回はパスについて少し書いてみようと思います。とってもある程度の距離のパスを出せる、走力もある程度あるというレベルのプレーヤーを想定しております。

そうですねだいたい10mくらいまで狙ったところにボール1個程度の誤差で出せれば感覚的にも理解できるかなぁと思います。チェストパスを想定していますがパスの出し方はワンハンドパスでも何でもいいんですが。できなければ止まった状態でのパス練習をもう少し頑張って下さい。

スリーメンなどで走っている選手にタイミングよくパスができないという方がいらっしゃるかと思います。走っている人に向けて出したつもりがその人の後ろにいってしまって取れないなんていうのが初級者あるあるではないでしょうか。じゃあどうすればいいかということですが、それを少し順序だてて書いてみたいと思います。

今はなんて呼んでいるのか分かりませんが、まずは2メンですね。二人一組で対面パスをしながら最後にレイアップというやつです。このパスは難しいと感じた人はいないのではないでしょうか。二人の走る速さはほぼ同じだと思うのですから、走りながら止まった状態での対面パスをしているといえますよね。前をみて横向きのパスでやるという方もいらっしゃるかと思いますが、今は簡単な形で想定しています。

以前レイアップの時にも書きましたが走っているとボールは人と同じ速さで移動しています。つまりもう走る速度と同じ速さがボールに与えられているのですね。ですから正面に出しているパスでも実際は斜め前方に出されているわけなんですね。数学でいうベクトルというやつです。上から見るとよくわかりますよ。つまり人に出しているつもりでも自然と相手の移動するであろう先の空間にパスは出せているのですね。

次にこれを対面パスの状態でなくお互い横向きつまりゴール方向を向いてやってみます。するとちょっと難易度が上がりますね。これはパスの受け手が面から線に感覚的に変わるからなんですね。やっていることは変わらないのですから相手の胸に向かってパスを横にパスを出せば前方向にはすでに走っている速さがついているので自然と正確にパスは渡せると思います。ここでミスをしてしますのはまだパスの精度や距離が十分でない場合を除いて、パスの目標が自分自身で明確に定まっていないのではないでしょうか。難しく考えることはありません、走っている相手の胸に出せばいいだけです。相手も自分も移動しているから前に出さなきゃとかどうしたらいいか迷うかもしれませんが、2メンに関しいえば移動している相手に出す基本練習ですかミスを怖がらず相手の胸にめがけてパスを出してみてください。二人の走力に差がなければうまくいくと思いますよ。

2メンがうまくいくようになったら3メンですね。基本の三線速攻です。ここで3メンを分解して考えてみると、最初のパスアウトは2メンの時とほぼ同じといえるのでここでミスをするのは、集中力が足りないと相手の位置の確認ができていないからではないでしょうか。問題のリターンパスをもらってから前方に走る人に向かって出すパスです。ここでもボールを持っている人は前方に向けて走っていますから、ボールも前方への移動速度を持っています。感覚的にわかっていると思いますがパスに勢いがついているので止まった状態よりもより速いパスが出すことが可能ですが、思い切り出すとまずとんでもない速さのパスが出てしまいます。上級者でもない限りまずはどの程度の強さでどのくらいのパスの速さが出るか感覚的につかんでいきましょう。ミスをしてもいいと思います。そのための練習ですかミスも自分の成長の糧とすればいいと思いますよ。

約束練習ですから(決まった動きをするという意味です)シュートを出す人に向けて出すパスの距離が何mになるかはチームによって変わるかもしれません。オッちゃんは自分でセンターライン付近から出してみたりバックコートから出してみたり自分で距離を変えて練習していました。いろんな状況で練習ができるので試してみてはいかがでしょうか。

で具体的な考え方を書いてみます。一つ目は相手を知るということです。チームメイトですからどれだけの速さで走り、どれだけずれてもボールをとってくれるかを把握することです。同じチームですから試合形式になってもこの感覚は重要になると思います。二つ目は、ボールを渡すという感覚です。相手の胸に出してあげることを常に意識します。もちろんずれることもありますが常に意識することで今回は前過ぎた、ちょっと後ろだった、お話にならなかったと自分自身の感覚を磨くとともに先ほど言った相手の能力もわかります。三つ目は受け手が気持ちよくシュートを打てる場所をきちんと認識することです。似たように話になりますがここでもらったら相手は簡単にレイアップのシュートが打てると場所をまず認識してそこにタイミングよく相手に渡すにはどれくらいのパスの速さでどのタイミングで出せばいいのか逆算します。つまり出す場所を決めるということです。人間のの力はすごいもので感覚を磨いていくと身についてきますよ。つまりここで渡すという場所をボール一個分の精度で決めるということですね。難しいかもしれませんが、止まった状態でこれくらいの精度でパスが出せれば身に着けられると思いますよ。

あとは距離や角度を自分で変えてみたり、ボールを長く持ったり、クイックパスのように短く持ったり、いろいろな距離や状況、タイミングでパスの感覚を磨いていくといいんじゃないかなぁと思います。約束練習ですから邪魔はされないのですが、邪魔をされないでできないことが邪魔されてできるわけもないのでしっかりできるようになって下さい。決まった形タイミングでできるようになったら先ほど言ったように自分で課題をつけてやってみるのもいいと思いますよ。頑張って下さい。

それでは今回はこのあたりで。おしまい。


ボースハンドシュートは難しい!?

2021-04-05 20:57:47 | 日記

こんばんは、mattari2010です。

今回はどうしようかなぁなどと考えつつ、シュートで書き出すとまとまりがつかなそうなので、ボースハンドシュートについて思うところを書いてみようかなぁと思いました。

ボースハンドシュートといえば、女子選手の多くが用いるシュートスタイルですね。とはいえオッちゃんは男なのできちんと練習したことはないのですよ。ということでまずワンハンドシュートとボースハンドシュートのメリットデメリットについて書いてみようかなぁと思います。

理屈的な話をすると、どこでもいいのですがフリースローラインぐらいで、ゴールに向かって垂直に立ちます。両肩のラインはリングを向き、体はサイドライン方向に向いているということです。ここでシュートを実際に打つとします。あ、右手が利き腕の人で書きますね。

ワンハンドシュートならば左手を添えることはできませんが、右手だけでシュートを打つことは可能なんですよね。つまり体の中心線がどこを向いていようと、右肩から右足を軸とするラインがリングに向くことができればシュートは打てるのですね。いわゆるリングに正対するというのは重要ですが、厳密に正対していなくてもシュートをわりと正確に打つことができるわけです。

その一方でボースハンドシュートは打てないんですよ。ゆっくりやるとよくわかると思いますが、両手で打とうと思ってもリリース時は右手一本になってしまします。つまり、ワンハンドシュートより本当に厳密にリングに正対していないと練習通りのリリースはできないのであります。よってリングに練習通りに正対する。次に右手と左手同時に練習通りにリリースする。ジャンプシュートとなると安定した下半身、上半身が必要ですし、これを試合や練習の流れの中でやるとなると、えらい難しいなぁとオッちゃんは思ってしまいます。

で、メリットは何となりますが。手が小さかったり力が多少弱くても長い距離のシュートが打てるという点、練習通りに打てた場合ガイドが両腕なので安定した軌道でシュートを打てる点くらいしか思いつきません。あ、決してボースハンドシュートを否定するわけではないのでその点は誤解がなきようお願いします。

それでここからは想像なんですけど(確認できないのですみません)、女子のトップ選手を含めて上級者の人達の中にボースハンドシュートで最後に片手でフォロースルーをとっている人を見かけるんですよね。これは自分なりの正対と両手によるガイドと最後片手でリリースすることで、体の軸の幅に余裕を持たせているのではないかと思うのですよ。つまり、ボースハンドシュートをもとにワンハンドシュートのメリットを取り込んだ中間といっては語弊があるかもしれませんが、オッちゃんはなかなか理にかなったプレーの幅を広げるシュートだなぁと見ているのですね。全然違ったらごめんなさいね。

とはいってもリングに正対するは絶対に忘れてはいけないシュートの鉄則ですよ。

後は打点の高さの違いですね。3Pシュートなどでは胸の前からボースハンドシュートを打つ方が多いと思いますが、ワンハンドシュートなら頭の上から打てます。これはディフェンス一歩分は違いますからまぁ大きいといえば大きいですよね。で、ここからも持論なんですが体の接触の多いゴール下などではきちんと正対してシュートを打つことがなかなか難しいと思うわけですよ。ですからリング下だけでも小さい選手でもワンハンドで打てるように練習しておくのも必要なんじゃないかなぁと思うのですよ。ワンハンドシュートなら左右どちらかの片側の体の軸だけで打てますしね。

正直ミドルシュートはどちらでもいいと思います。ただ空中でリングに正対するにはボディーコントロールが正確にできる能力とセンスが必要となると思うので、結構難しいと思います。

だらだら書いてきましたが、ガイドの面で正確さはボースハンドシュート。簡単さプレーの幅ならワンハンドシュートと経験上思っておりますよという話です。

今回はこのあたりで。おしまい。


今回はレイアップシュート

2021-04-03 21:46:46 | 日記

こんばんは、mattari2010です。

ドリブル、パスときたので、今回はシュートです。というわけで、レイアップシュートについて書いてみようと思います。

バスケットボールの基本的なシュートの一つですね。身長が高い、身体能力が高い人などは比較的容易に身につけられたのではないでしょうか。

ということで、身長が低かったり身体能力がまだ十分でない方向けに思うことを書いてみようと思います。

ちなみに最近はゼロステップなるものが存在するようですが、私自身試したことがないので今回は昔ながらの1,2、3でシュートみたいな感じで話を進めていきます。

とはいうものの何から話をすればいいのやらと考えてみたのですが、こういっては何ですが身長が低かったり身体能力がまだ低い方はレイアップシュートを簡単にできる人に比べてより高いハンドリングスキルが求められると思ってください。ここでそんな~とか思わないで身長が伸びたり身体能力が上がった時に高い技術を持っているとプレーの幅も広がりますからすぐに結果が出なくともシュートを決められるようにハンドリングスキルを磨いてください。

で、トップ選手のレイアップシュートをみていると大体リングやボードの近くで軽くボールを扱ってシュートを決めていると思います。ここでよく観察してほしいのは、走るスピードが速いときと遅いときボールのリリースの仕方が違うという点です。速いときはボールを置いてくる感じですよね。逆に遅いときは手首を使って回転を付けながらボールをコントロールしていると思います。つまりこのコントロールするスキルをまだ速く走れなかったり高く跳べなかったりする方は磨くのがよろしいかと思うのです。

それではボールの扱い方の基本について。

まず腕を水平にまっすぐに伸ばし手のひらを上にしてその上にボールを置きます。そのままの状態で2,3歩走って止まります。すると体は止まっているのにボールはそのまま前にとんで行ってしまいます。これはいわゆる慣性の法則というものです。簡単にいうとボールを持っている人から見てボールは止まって見えますが、周りから見ている人には走っている速度と同じ速度でボールも移動しているのです。人は自分で止まれますが、ボールは手のひらの上で踏ん張ることはできませんから移動し続けます。そしてボールだけ動き続けるので手から離れて飛んで行ってしまうのです。

ということで1,2,3でシュートする際も助走のスピードでボールに勢いがついていると考えてください。ですから、走る速度をもうボールがもっているのにそこからさらにリングに向かってパスを出すかのようにボールを投げるとものすごい勢いでとんで行ってしまい、おそらくシュートは入らないでしょう。経験された方も多いのではないでしょうか。

そこで第一に練習してほしいのが、シュートは打たなくてもいいので1,2,3でシュートの体制を作りつつもボールを離さない動作です。ボールは走っている方向に速度を持っていますから、それに対してまっすぐ壁になるように手のひらを傾ければボールはとんでいきません。大丈夫だと思いますが傾けすぎるとボールは手から離れて落ちてしまいますよ。

その次に自分の身長や身体能力でどれくらいの高さまでボールが飛ぶのか試してみてください。今度は腕を上に伸ばして頭上にもっていき、手首で勢いを付けることはせずには1,2,3でボールを手から離します。どうでしょう。リングよりも高くボールは上がりますか。上がるのならシュートは決められますよ。上がらないという人は自分で上げなければいけません。

まずリングより高く上がるという人。今の身長や上に跳ぶ能力でレイアップシュートを打つことが可能だと思われます。ここで思い切り助走を付けて高く上がるという人は、同じように思い切り助走を付けて1,2,3でリングの近くに跳び上がりつつもボールを離さないという練習をやってみてください。軽い助走でも大丈夫な人は軽い助走で行ってください。そしてリングの近くでジャンプの最高点となる感覚をつかめたら、ボールを置いてくるようにバックボードに当てます。丁寧に黒い線のところに置いてくるように離します。この感覚がつかめたらレイアップシュートはできるようになるのではないでしょうか。あとはいろいろな角度からのバックボードへの当て方の練習をするなり、バックボードを使わずに直接リングを通す(慣れるまで難しいですよ)を練習をすればよいかと思います。頑張って下さい。

次にリングまでボールが上がらないという人。これはもう仕方ないので、身長が伸びたり、身体能力が上がるまで我慢です。止まってシュートを打つのができればよいというのであればこの先は必要ありません。それでもという方は、まず両手でいいですから1,2,3でリングに向かってボールを腰の前あたりから顔の上あたりまで持ち上げて投げてみてください。これでもリングより高く上がらなかったらとりあえずまだシュートは早いということですが、まず大丈夫だと思います。走りながらシュートを打つ練習の前に止まった状態でリング下で先ほどと同じように腰のあたりから持ち上げるようにシュートを練習します。これで入るようになったら今度は走りながら同じことをします。ここで先ほど言ったハンドリングスキルです。今度は走りつつボールをコントロールし、なおかつ勢いを殺しながら上に投げるというちょっと高度なことをやらなければなりません。といってもこれを行う方はそれほど走るのも速くはないでしょうから、あきらめずに練習するうちに感覚がつかめるのではないでしょうか。これもレイアップシュートと同じように丁寧に黒い線にあてるよう心掛けてみてください。リングに直接入れる練習もいいと思います。慣れてきたら片手でできるように。これができるようになったら、身長が伸びたときや身体能力が上がった時にレイアップシュートを簡単に感じるでしょうし、もしかしたらフローターも打てるようになっているかもしれませんよ。

基本的なことを書いてみました。回転をかけたシュートや様々なステップなどはトップ選手の動画などを参考に練習してみるのもいいでしょう。

今回はこのあたりで。おしまい。


今回はチェストパス

2021-04-02 20:21:06 | 日記

こんばんは、mattari2010です。

前回はドリブルについて書いてみましたが、今回はパスについて書いてみたいと思います。

といっても色々な種類の投げ方があるのですが、チェストパスに絞っていきたいと思います。

このパスはできる人はすぐできる、できない人はなかなか要領をのみこめない簡単なようで難しいパスかなぁと思います。女子選手の場合ボースハンドシュートにもつながるので大切ですね。

まずはボールの持ち方から。両手でボールをもって真下に強めに落としてまたキャッチします。その時の形を基本としてください。

自然とボールを両手で持っているのではないでしょうか。手首を動かしても変に力まずに楽に動かせたらよろしいかと。もし少し手首が動かしづらいなぁと感じたら手を少し外側に動かして楽に動かせる持ち方を探してみてください。あまり外側を持ちすぎるとボールに力が加えにくくなりますから、一つの目安として、持った手をみたとき自然に中指くらいまでが見える感じがよろしいかなぁと思います。もちろんべた手はNGですよ。

この持ち方だとしっくりくるまで練習しながら探すのも一つの方法です。またこの形でボールが持てると自然な形で脇も空いてきます。よく拳一つ分あけるなんて言いますが、私は厳密にこだわらず自然に空いているこの状態をしっかり体に覚えさせるのがよろしいかと思います。これより脇をしめると関節の滑らかさがなくなりボールにうまく力を伝えづらくなりますし、逆に脇が拡がるとはじくようなパスのリリースになりうまく回転もつけられずコントロールも難しくなります。確認方法としては肩や腕に力が入らない。脇が開いて上腕が地面と平行にならない。この二点がクリア出来たら第一段階としてはよろしいのではないでしょうか。

次にリリースです。よくいわれるのが足を一歩前に踏み出しつつ、腰の移動と共に腕を伸ばしボールに逆回転をかけて相手の胸に向けてパスを出す、といったところでしょうか。

まったくもってこの通りですが、できればやっているといわれそうなので、注意点をいくつか挙げてみたいと思います。

一つ目、腕は地面と平行に目標に向かって常にまっすぐ伸ばすこと。その際に肘つまり脇はボールを持った時のまま拡げず狭めず腕を伸ばしてください。

腕はボールの軌道を定めるガイドとパスのスピードの大きさを決めます。ガイドが地面と平行にならなければボールも平行にはとびません。

ボールに逆回転をかけるという意識が強すぎて手を下に向けて伸ばす人もいましたが、ガイドが地面と平行でないためコントロールが難しくなおかつ力が上手く伝わらないため弱いパスとなってしまいます。

ちなみに身長差が20cmくらいあっても5メートルも離れてしまえば、角度にして2度程度にしかなりませんから安心して常に地面に平行、目標にまっすぐ伸ばすを忘れずに。

二つ目は姿勢です。前かがみ、後ろにそる、力を入れるあまりどちらかの肩が前に出る、いずれも厳禁です。始めは届かなくてもいいですから目線は常に目標をしっかり見続ける。上半身は地面に対して垂直でいいでしょう。その意識を持ったまま、どちらかの足を一歩前に踏み出します。足が前に踏み出されれば腰も自然と前に出てきます。ここで上半身を前後左右に倒さず地面に対して垂直を意識してください。ボールを持たずこの動きの練習をして感覚をつかむのも一つの方法です。

この姿勢を維持できるようになったらボールへの力の伝え方です。パスは腰から出すといっても過言ではありません。もちろんこの言葉通りではありませんが、足を一歩前に出しつつ上半身を垂直に保つためには腰に力が入らないとできないのです。腰や腹筋に力が入って基準となる姿勢を正しく保つことこれが大切です。当たり前のことですがボールをもって一歩足を踏み出したとき腕を伸ばさなければボールは前にポトリと落ちるだけです。言い換えれば、やはり腕によってパスは出されるわけです。下半身の動きはそのきっかけづくりと正しい姿勢を身につけるために必要となるだけです。

以上をまとめると、足を前に踏み出し腰で踏ん張り上半身の姿勢を保ったまま目標に向かって腕を地面に平行に伸ばすとなります。

これで八割がたできるのではないかと思いますが、ダメでしたらご一報ください。

残りの二割ですが、手首の使い方ですね。上で述べたように自然にボールを持てていれば、腕をまっすぐ伸ばしつつ左右の手の甲を内側に向かい合わせる感じです。この時親指が地面に向いていて欲しいですね。この腕の動きができれば手首は何も意識しなくていいといいっても過言ではありません。当たり前のように逆回転がかかり、地面と平行にパスが伸びていくと思います。パスの距離は腕の力、手首の強さももちろん必要となってきますが、まずは腕の使い方伸ばし方を体に覚えさせるのがいいのではないかと考えます。

上級者になれば逆に手首だけでパスが出せるようになりますが、シュートにもつながる動きですから腕と上半身の形をしっかり身に着けてほしいと思います。

人の数だけうまくいかない理由がありそうなチェストパスです。焦らず肩に力を入れず正しい姿勢で目標に向けてまっすぐパスが出せるようになるまで練習してみてください。

その一助となれれば幸いです。

今回はこのあたりで。おしまい。