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元ケイジャーのオッちゃんの独り言

気楽な気持ちでバスケットボールに興味を持ってもらえたらうれしいかなぁ。

正対の正解って何みたいな

2021-04-20 19:52:08 | 日記

こんばんは、mattari2010です。

今回はシュートに関することを書いてみたいと思います。

シュートを打つ際にリングに正対して構えなさいと教わる方が多いんじゃないかなぁと思います。で、リングに正対する構えとはなんじゃらほい、みたいな話なんですよね。よっぽどシュートに確信のある指導者の方以外は体の向きはこう、腕の位置はこう、手首の返し方はこう、みたいな感じでロボットのような矯正の仕方はしないんじゃないかなと思います。トップ選手を見てもシュートフォームは人それぞれですよね。それでもみんな入りますしね。オッちゃんもシュートは理に適ってさえいれば、自由なフォームで打っていいと思う方です。だから自由なフォームで打つということは人それぞれのフォームがあり、ということはリングに正対する構えも人それぞれになってしまうということです。あ、もう結論を言ってしまいましたね。ということでシュートを打つ際に気を付けるべき確認点などを書いてみようかなと思います。

まずワンハンドシュートです。正直なところ一部を除いて中学生ぐらいではシュートフォームは固まらないと思います。身長的にも伸びていく時期ですし、腕力をはじめ全身の筋力もまだまだこれからついていく時期だと思うからです。でもワンハンドシュートで打ちたいお年頃かとも思いますし、試合でシュートを決めたいでしょうし、まぁ気持ちはわかりますので、コツとまではいきませんがこの点はおさえておいてほしいということを書いておきます。

一点目は、体の中心を軸とするのは難しいですよ。体の中心を軸とすると頭の真上でリリースすることになります。これでボールをイメージ通りとばすには手首だけでシュートを打つことになります。自手首が強くないとダメですし下半身との連動ができないと距離も出せません。肘の力を加えると自然とひじが外側に開くので、ボールに横向きの力が伝わりやすくなるので、まっすぐ飛びにくいと思います。NBAの選手で肘が開いている人がいるよといわれるとオッちゃんも何も言えませんが、ごくまれな成功例と思ってください。結論を言うと、右利きの人は右肩から下に右足の踵までに一本の軸を感じるように構えてみるといいかなぁと思います。ボールは自然と頭の右側に来ますね。

二点目は肘が開かないでコート(地面というか真下です)に向いているということです。これで先ほども書きましたが横方向のブレが生じにくくなるのでボールがまっすぐ飛びやすくなります。

三点目はフォロースルーをきっちりとるということです。手が小さかったりまだ筋力がないと弾くような放り投げるようなシュートを打つ方がいらっしゃいますが、現時点でそうせざるを得ない場合は仕方ないですがいずれ体ができてきたときは、肘を伸ばして手首を返してボールをまっすぐとばすという動作をしっかり体に覚えさせる時が来ると思っていてください。たぶん壁にぶつかると思いますし、よりレベルアップするには避けては通れない道だと思いますよ。フォロースルーがリングの中心線を通ると理想的ですね。

以上をまとめると、ボールをまっすぐ飛ばすにはどうすればいいかという一点になっちゃうんですよね。まぁシュートなんてそれだけのことで簡単なことなんですけど、それが難しいのですよね。これらの点をクリアしてボールをまっすぐ飛ばすのに適した自分なりのフォームができたら自分なりの正対が自然と決まってきます。リングを使ってシュート練習できる人数や時間が限られている場合はボールをまっすぐ飛ばすだけなら対面パスの形式でも十分確認可能ですから、この向きだとちょっと窮屈だなとか、この向きだと斜めになりすぎてボールをうまくコントロールできないなとか、微調整を繰り返しつつ、自分の正対を見つけてください。あ、念のため書いておきますけど一日で見つかるとか簡単に考えないでくださいよ。気長に自分の成長と技術の向上を心掛けつつ確認、微調整、また確認と繰り返しやって下さいね。そして自分だけの答えを見つけてくださいね。

一応、ボースハンドシュートも書いておきます。チェストパスの延長でシュートを打っている方は体の中心を軸として両肩のラインとシュートを打つというかボールを飛ばすラインが垂直になればいいと思いますよ。ホント申し訳ないですが想像で書いてます。ですから自然とリングに正対するということはリングの中心線(直径にあたる部分です)と自分の体の中心線を重ねればいいということに理屈上なると思います。これは自分だったらと前置きしますが、自分の中心線をリングの一番奥の一点に重ねることに意識を集中します。まぁ優れた指導書や指導者の方がいらっしゃるのでその方のおっしゃることを守って下さい。正対を決めるという点では決めやすいかなぁとは思います。

距離感についてはセンスもありますが練習量も大事ですよ。体が大きくなれば変わりますし、筋力がついてきても変わります。ある程度体ができるまではこれが自分のシュートフォームだとあまり固執しない方がいいと思います。たぶん一番練習することだと思いますが、難しいことですから、リングに正対して自分のフォームで打てばボールがまっすぐ飛んでいく、これを目標に日々精進してください。頑張って下さい。

それでは今回はこのあたりで。おしまい。


ドリブルはすごい技術がなくてもバスケはできる、その2

2021-04-19 19:28:16 | 日記

こんばんは、mattari2010です。

今回は前回の続きでドリブルについて書いてみようと思います。

前回は抜く際のドリブルのきりかえし(つき手を変えるという意味です)についてでしたが、今回は主にボールキープ時に必要なドリブルについて書いていこうかなと思います。

まずはレッグスルー。いわゆる股下を通す奴です。フロントチェンジがある程度できるようになったら難易度は下がると思うので、うまくいかないなぁという方はフロントチェンジを見直すのも一つかなと思います。たまに見かけましたが股を通すことに意識が行き過ぎて、ボールが足に当たらないことにこだわってしまいドリブルのバランスを崩してしまう方がいました。股下を通すといっても特別意識を変えることなく前足の踵と後ろ足のつま先を結んだ線上の真ん中あたりにボールをつけば足には当たりませんし、つき手もスムーズに変えられます。ただドリブルをつく位置が前から後ろ、後ろから前とかわるので、ボールコントロールに注意が必要ですが、止まった状態でドリブルを前後左右と体の周りで自由につけるようになっていたら感覚的にはそれほどの難易度ではありませんよ。このドリブルはディフェンスが目の前に現れた時などにフロントチェンジでは間隔がないときにドリブルのつき手を変えつつボールも自分の体で守れるので重宝すると思いますが、相手がスティールを狙ってきたときなど特別な場合を除いては、ディフェンスを抜くのに直結するタイプではありません。トップ選手はちょっとレベルが違うと思ってください。もちろん真似することは大切ですけどね。

最後に、体の後ろでつき手を変えるタイプです。これができるといろいろな局面で重宝するかなぁと思って書いてみました。コツとしては上半身はなるべく直立で気持ち体重は後ろ気味だとバランスがとりやすいかなぁと思います。フロントチェンジを体の後ろでやるだけというと簡単そうに聞こえますが、体のバランス、ドリブルのコントロールを維持してやるのにはコツをつかむ必要があると思います。すごくハンドリングの技術が高い人は、高めのドリブルでもできるようになると思いますが慣れるまでは膝ぐらいの高さでやってみると感覚がつかめるのではないかと思います。できる人は割とすぐでき苦手な人はちょっと時間がかかるかもしれませんね。このドリブルのメリットとしては体は正面をみているので視野が広くとれるという点です。ダブルチームに来られた時など隙をのがさずパスをさばくことができるかもしれません。ディフェンスの圧力を受けた際に体は後ろに下がりながらより攻撃的な選択肢をとることが可能というわけですね。ちょっとレベルが上がった時の話ですが、これで体の周りを縦横無尽にボールをコントロールする技術がつくことになりますから、試してみてはいかがでしょうか。

ここまでドリブルのきりかえしについて書いてきましたが、すごいボールコントロールができるに越したことはありませんし、練習メニューに組み込まれていたら達成できるよう努力することは何の無駄にもなりません。体の反応や状況に応じた技の選択肢の豊富さなどメリットも多いと思います。でも卓越したハンドリングスキルがなければバスケットボールプレーヤーになれないわけでも試合に出場するチャンスがないわけではないので、そこは窮屈に考える必要はないし過剰な劣等感は持つ必要もないと思いますよ。

ドリブルで相手を抜くことについて蛇足かもしれませんが少し書いておきます。一番簡単なのはスピードで抜いてしまうことですがこれもディフェンスのレベル、スペースがあるかどうかなど状況によりますよね。オッちゃんが考えていたことはディフェンスの軸をずらすことです。よく言われることだと思いますが、ディフェンスが右にくると思い重心をそちらに傾けた瞬間に自分は相手の左に行くというやつです。体重が片方の足にかかることもそうですし、体の軸が進行方向に傾いた場合でも可能です。相手がコースに入ったと思って動きをとめる瞬間も意外とチャンスではあるんですけどね。ディフェンスでの駆け引きでこの状況を作り出し、その瞬間を見逃さずきりかえすことができれば抜けるんですね。コツとしてはリズムを一定にはしないことですね。リズムを一定にするとディフェンスも読みやすいですしスティールされやすくもなります。次はこのタイミングでドリブルをつくだろうなという感じです。ですからリズムは一定ではないのですがとはいえ自分の中ではリズミカルにドリブルをついてみてください。矛盾しているようですがトップレベルの選手のドリブルのリズムをみるとつっかかるような感じは不思議としないものですよ。

少しレベルの上がった話をすると餌をまくのも一つです。フェイントに近いですが気持ち大きめのモーションで右に行くと見せかけ相手が乗ってきたら左にきりかえすというやつです。格闘技などで後の先という考え方があります。相手に先手をとらせつつ実は後手の自分が先んじるというような感じです。相手にわざとコースに入らせようとさせたり、スティールを狙わせたりして、相手がチャンスと思った瞬間自分が相手を出し抜くというのもあるということです。言葉にするとなんじゃそりゃ!となるかもしれませんが、ある時これかと思うことがあるかもしれませんね。より高度な技術については上級者の動画やうまい人のプレーを観察や考察してみるのもいいですし、自分が上手く抜けたのはなぜか?自分の力か、相手のミスか?など考える習慣を付けてみるのもいいと思います。お手本はいくらでも周りにあるのですからそれをうまく活用してくださいね。

それでは今回はこのあたりで。おしまい。


ドリブルはすごいテクニックがなくてもバスケはできる!?

2021-04-18 19:51:27 | 日記

こんばんは、mattari2010です。

今回はドリブルについて思うところを書いてみようと思います。

バスケットボール上級者やトップレベルの選手の技術解説の動画などをみると、オッちゃんの時代に比べてえらい上手くなったなぁと時代の流れを感じている昨今であります。でもですよオッちゃんが今のバスケットボールを全く理解できないかというとそうでもなく、脈々と続く技術の伝承もあったりもするわけなんですよね。結論から言うと、ドリブルのハンドリングドリルにあるような複雑な動きはディフェンスのレベルも上がってこない限り有効活用はできないと思うので、上級者レベルでない人は基礎技術の習得とその基本的な使い方をしっかり覚えるのが一番だと思うわけですね。そのあたりの基本的な体の使い方やドリブルの活用法みたいなものが伝わったらなぁと思います。

どの程度ドリブルがつけるかにもよりますが、ドリブルのきりかえし(ドリブルの手を変えるという意味です)は、フロントチェンジ、ロールターン、背中を通す奴、レッグスルー、背中での切り替えし、が単純にできるようになれば中級者レベルまで十分だと思います。フロントチェンジは体の前でつき手を変えるやつです。ロールターンはバックターンで体の向きを変えボールを体で守りつつ、つき手を変えるやつです。背中を通す奴はビハインドバックとかバックドリブルとか言うのでしょうか。前に進みつつ背中を通してつき手を変えるやつです。レッグスルーは股下を通す奴でフロントチェンジの向きとバックドリブルの向きと両方ですね。最後はこれがあるとよりゆとりが持てるという意味で加えました。体の後ろでつき手を変える感じです。

主にディフェンスを抜くときは、フロントチェンジ、ロールターン、バックドリブルなどを用いますよね。レッグスルーや体の後ろでの切り替えはボールキープ時に必要となってくるスキルです。

ではフロントチェンジから。最近ではクロスオーバーにも発展して、これにつながる技術として単純ですが重要なスキルですよね。クロスオーバーは覚えると強力となりますが、その前に単純なフロントチェンジの使い方を覚えるとなおよろしいかと思います。基本的に体の前でつき手を変えるので簡単にできる一方で、ディフェンスの前でボールが無防備にもなりうるきりかえしです。ですからある程度ディフェンスとの間隔があいていないとよほど低くつくか、キレがないとカットされてしまう可能性も高いのがデメリットですね。コツといってもディフェンスとの間合いとタイミングを覚えることが大切ですね。ディフェンスの間合いが大きいときはつき手を変えても相手はたいして怖くありません。典型的な抜き方としては、ディフェンスが自分のコースに入ってくる直前にきりかえすだけですね。コースに入られるとボールをとられてしまいますし、入っていないとそもそもきりかえせませんよね。やってみればわかると思いますしそれくらいのスキルを身に着けてくださいね。

次にロールターンです。ターンが終わるまでつき手が変わらないので、ちょっと技術的に難しくなりますね。バックターンでもありますから多少フットワークも必要となってきます。最初はディフェンスがいない状態で練習すると思います。技術的には、ドリブルをなるべく強くつく、ターンを速くすることでボールが手について時間が長くなりますからロールターンの感覚をつかむのにはいいかなぁと思います。ターンを速くすると遠心力が働くのでボールの方が手にくっついている感じになります。たまにいるのですがボールを手首で挟んでしまう人がいますがそれはダブルドリブルですから変な癖がつかないように気を付けましょう。最初は腕を伸ばし気味でもいいと思いますが、できるようになったら腕を曲げてボールを体に近づけてやってみましょう。この技術を身に付けておくと将来いいことがあるかもしれませんよ。ターンのタイミングとしてはディフェンスにコースに入られる直前でもいいですし、多少コースに入られてもボールと相手の間に自分の体が入るのでちょっと遅くてもいいかもしれませんね。

最後にバックドリブルです。技術的には難しそうに見えて難しいやつです。これもまず走った状態ではなく止まった状態で練習するといいと思います。これもドリブルを強くついて手についている時間を少しでも長くすることが大事かと思います。ボールを移動させるというイメージが強いのでよっこいせとボールを渡す感じの人も見かけますが、逆にドリブルの高さは腰より高く上げないで感覚をつかむ練習をするといいかなぁと思います。腰の周りをボールを回すイメージで右手で持ったままボールを左側まで回すハンドリングをやってみるのも一つです。この時左手は体の横で待っている感じでボールを迎え入れる動作はしない方が感覚をつかめると思います。止まった状態でできるようになったら走った状態でもすんなりできると思いますよ。このきりかえしのメリットは縦のスピードを殺さないで抜くことも可能なことです。うまくいくとスカッとしますが、相手に読まれると簡単にコースに入られたり、ドリブルをスティールされてしまうので気を付けてくださいね。

以上ディフェンスを抜く際のきりかえしについて書いてきましたが、うまくやれば一度のきりかえしでディフェンスを抜くことが可能です。これにフェイントなどを組み込んでいくとさらにレベルアップできると思いますが、具体的なことは今回省きますね。あと一つ大切なことですが、初級者のあるあるできりかえしの前にディフェンスの目の前で一つ余計なドリブルをついてしまうことがあります。これからきりかえすぞ!と基本練習通りといえばそうなんですが、流れの中で相手に読ませずいつでもきりかえせるよう一度のきりかえしでいいですから練習してみてくださいね。ディフェンスを抜くのが上手い人のきりかえしのタイミングをよく観察して、自分のプレーを録画するなどして違いを見つけるのも早いかなぁと思いますよ。基本はできるだけ強くドリブルはついてください。ディフェンスに対応するという意味では高度なスキルを練習することで体が反応するのでいいかもしれませんが、バスケットボールをする上でなくても何とかなるもんですよ。

さらっと書いてきましたが残りは別の機会に。何事もうまい人のまね、観察が大事ですよ。頑張って下さい。

それでは今回はこのあたりで。おしまい。


ミートは使い方

2021-04-15 19:30:45 | 日記

こんばんは、mattari2010です。

今回はミートについて書いてみようかなと思います。しっかりボールにミートせんかぁ!のミートです。

初心者の方もパスと最初に教わるのもボールにミートするということではないでしょうか。対面パスでは膝を曲げてボールに向かって踏み込んでパスを出すときの動作を滑らかにするというやつですね。慣れてくると横向きにもらったり、シュートを打つときはリングに正対する形をミートを行うことで下半身の基準をしっかりさせますね。では状況に応じたミートというやつを少しずつ考えていきたいと思います。

対面パスのミートは約束練習での上で成り立つ形ですから、まぁある意味特殊と考えていいのでここでは省きますね。

バスケットボールで大事というかそのためにチームとして動いているというシュートの際のミートについてです。でですが、オッちゃん経験則上、モーションの大きいミートというのは速攻やアーリーオフェンス時などの時間と空間が充分ある時にしかできないということなんですよね。よくパスにミートするシュート練習とかで一歩目を大きくとってリングに正対するよう固定し二歩目で正対を完成させるというのをよく見ます。基本ができていないときは意識付けとして一歩目の重要さを強調するのはいいと思うのですが、ある程度シュートが入るレベルになったら普通に一歩目をとってミートすることもやってみてもいいと思います。あまり前に踏み込んでのシュートというのは実際の試合の流れの中であまりないと思います。あとはミートの種類ですね。後ろ足が一歩目だと一番練習する形ですからまぁいいですね。前足が一歩目の時です。意外と下半身に力が必要となりますよね。オッちゃんのコツとしては前足で正対の基準を作る時は踵の向きを特に意識してみるとリングに対する自分の正対の形を作りやすいんじゃないかなぁと思います。踵で基準をとるとシュートの軸も決まりやすいと思うので、何かきっかけが欲しいなぁと思う方がいれば試してみてほしいですが、これはなれとか個人の癖にも近いものなので自分に合った形を模索するのがいいと思いますね。あとまだ下半身の力に自信がない方は、前足を後ろに引いて、後ろ足にあたる足で一歩目を受けるのも一つかと思います。そのあと後ろに引いた前足を前に踏み込む際にリングに正対する形をとります。これは両足でもらっても構わないですよ。

次は流れの中でボールをもらう時のミート、言い換えると体の使い方ですね。ドリブルをつかずただパスを受けるだけでしたら、シュートが打てるタイミングでしたらそのミートを。シュートを打てない状況でしたらそれに応じたミートとなりますよね。まず近くにディフェンスがいない際は、基本的に視野を広くする形でボールをもらいますよね。コートを広く見渡せる形というかリングをみるといえばいいでしょうか。基本的にバスケットボールはボールを後ろに下げることはあまりありません。プレスディフェンスでボールを運ぶ際ぐらいであとは基本的に前向きです。速攻を狙う、早くフロントコートにパスを入れるなど基本的にリングをみる意識でいいと思いますから、体はリングを向いた方向に開いた形でパッサーに近い足を一歩目としてボールをもらうのでよろしいかと。あ、別に両足でもらってもいいですけどね。

で問題は目の前にディフェンスがいる場合ですよね。ここで考えるべきはボールを守ることです。

相手にパスカットをされそうだったら自分の体でそれを防ぎます。これは初心者の方でも自然とできるというか本能的にボールに向かっていきますよね。ボールとディフェンスの間に自分の体を入れるようにしてボールをもらいます。体勢が悪くなってもダブルチームでもない限りピポットを踏めさえすれば立て直せますから、しっかりボールをキャッチしてディフェンスから守りましょう。この際に膝が伸びたままだと走った勢いをうまく殺せず体勢を崩しがちになりますから、膝を軽く曲げてミートする形でパスを受け取り次のピポットにつなげましょう。

次がもらい際でミートでズレを大きくしディフェンスをドリブルのつきだしで抜き去るという一つの見せ場ですね。ここでオッちゃん直伝の必殺のもらい方をお教えします。ここで、おっ!と思った方、騙されやすくないですか?詐欺に気を付けてください。何言ってんだ!と思った方、よくわかっていらっしゃると思います。そんなものはあるわけもなく、状況に応じたボールのもらい方の選択をすれば、いろんな形のミートの仕方があるんですよ。ものは使いようというやつです。具体的に書いていくと初歩的なものから上級者向けのものまできりがないので今回は書きません。うまい人のプレーをよく観察したり、中高生の全国大会の試合など見てこれなら自分もできそうというやつを見つけるのもいいかもしれません。それが自分でできるようになるまでは、ボールの様々なもらい方の約束練習を繰り返して個人の技量を上げてみてください。一つできると個人の技量に応じて様々なステップを踏んだり、もらい方の工夫が自分でできてくるようになります。その瞬間が来るまで我慢強く頑張ってみてください。

それじゃちょっと冷たいといわれそうなので、考え方の一つを書いておきます。ディフェンスを抜くとき相手の両肩を結んだライン(簡単にいえば肩のラインですね)を自分の肩が越えたら99%抜けますよ。当たり前だ、そんなのわかってると思うかもしれませんが、ボールのもらい際で、一つ目のドリブルをついた時点で自分がどの位置にいるかの目安になりますよ。このままいけるかやめるかの判断材料にもなりますからね。上級者の人は感覚的にもうやっていると思います。それくらい一度きっかけ掴むとうまくいくものだと思って練習を頑張って下さい。

ミートは次のプレーに体勢を崩すことなくつなげる大切な動作です。ドリブル、パス、シュートいずれにしても体勢が崩れていては正確には行えません。しっかり軽く膝を曲げて次の動作につなげる習慣を身に着けてくださいね。

それでは今回はこのあたりで。おしまい。


止まると簡単にいうけれど

2021-04-14 19:42:08 | 日記

こんばんは、mattari2010です。

今回は止まる、方向転換するについて書いてみようかなと思います。

車は急に止まれませんと同じように人も急には止まれない、といってしまえばそこで今回は終わってしまうので少し経験談でも書いてみようかなと思います。結論から言うとある程度筋力がないと止まれもしないし方向転換を素早くはできないだろうなぁということなんですけどね。体ができてないうちはあまり無理はしないでくださいね。膝などの関節に横の力が加わっていると感じたらそれはあまりいい脚の使い方ではないということなので指導者の方などに相談してみましょう。と念を押しておきます。

バスケットボールでは方向転換する状況がよくあります。オフェンスディフェンスの切り替え時や自分のマークマンを振り切ったり、ドリブルの方向転換でもそうですね。動き自体はそんなに難しいものだとは思いませんが上級者と初級者ではキレみたいなものが段違いですよね。これは中高生だと顕著になってくるのではないでしょうか。まぁ脚力が違うからといって終わってしまってはちょっと寂しいので、練習時にどんな意識付けでやっていたか書いていきます。

基本的にはダッシュですよね。コートを往復する際には必ず止まって方向転換すると思います。だらだら弧を描くように方向転換していることはないと思います。でですよ、止まる時にドタンバタンと大きな音を立てているうちはまだまだです。静かに止まりましょう。といっても全く音はしないなんてことはありませんが、ドントンくらいを目指してがんばってみましょう。ドントンと書きましたが、目標は2歩で止まるということです。これはトップスピードからですよ。まぁ筋力もなければ無理と先ほども書いたので、できなければ最初は3歩で止まることから始めてみましょう。止まることを始めて3歩ということです。止まる動作に入る前から少しずつ減速していってでは何の意味もありませんよ。脚力もつきません。どうせきついことをやるなら少しでも効果があるように頑張ってみたらいかがと思うオッちゃんです。具体的な動作について少し書いておきます。一歩目で止まれの指令を足に送るわけですね。ドンという感じで足をつくわけですが歩幅を狭めたら勢いを殺すことは難しくなるので、気持ち広めの歩幅にします。ここでドターンと大きな音が鳴らないように膝を曲げるんですね。一歩ですべて減速する必要はありません。足の裏全体で踏ん張りつつ膝を柔らかく前方向の力を下方向に変えるくらいのイメージでいいと思います。このイメージでいくと自然と膝が曲がると思います。確認してみてください。で2歩目でトンと止まる。この時足の裏は先のほうだけでとまれるとよりいいかなぁと思います。よくいう親指の下のとこです。名前が出てこない。すみません。ダッシュの最後に止まって終わるというメニューもありますが、2歩目は方向転換するために勢いを逆方向に切り替えることで次のダッシュへとつないでいきます。

次にターンです。ターンにもフロントターンとバックターンがあります。現在は何と呼んでいるかは知りませんが。体の前面の方向にまわるのがフロントターン、止まった前足を後ろ方向に引いて体の向きを変えるのがバックターンです。ターンしてというと多くの人はフロントターンを選ぶと思いますし、バックターンは意識しないとあまりやりませんよね。バックターンはドリブルのロールターンをしたりシール(面取りです)したりするときによく使いますし、ディフェンスのステップにも応用がききますからメニューにある時も素早くできるように頑張って下さい。

ここではフロントターンで考えていきます。止まる1歩目が左足、2歩目が右足の場合でいきます。左足で大きく減速し右足で止まります。フロントターンだと止まった右足で前向きの勢いをばねを縮めるようなイメージで右足に力をこめ左足を軸にして向きを変え右足のばねを開放するイメージです。自分で書いていて伝わるかどうか全く不安しかないですが、何度も書きますが筋力がいりますよ。

いきなりトップスピードでは難しいと思います。オッちゃんのころはターンダッシュと呼ばれていましたが、短い距離でターンを繰り返すというやつです。よくやっていたのが笛が鳴ったらターンするというやつです。これだとトップスピードまではいきませんしストライドも短いので止まる時の感覚をつかむのにはいいメニューだと思います。これだったらトン、キュくらいの音でできたらいいんじゃないかなと思いますし、ターンの後の1歩目2歩目を踏ん張ることで瞬発力も筋力もついていくと思いますよ。膝を柔らかく重心を低くを意識して関節の痛みには注意してくださいね。無理は禁物ですよ。メニューに組み込まれていたら頑張って下さい。

だらだら書いてきましたが、今回は伝わるかどうか不安です。稚拙な表現で申し訳ありませんが参考になればと思います。

膝を柔らかく膝が曲がる方向のみで力の出し入れ、ばねの感覚をつかんでくれればいいなぁと思います。ケガには気を付けて指導者の方の指示があればそれに従ってくださいね。

今回はこのあたりで。おしまい。