こんばんは、mattari2010です。
今回はシュートに関することを書いてみたいと思います。
シュートを打つ際にリングに正対して構えなさいと教わる方が多いんじゃないかなぁと思います。で、リングに正対する構えとはなんじゃらほい、みたいな話なんですよね。よっぽどシュートに確信のある指導者の方以外は体の向きはこう、腕の位置はこう、手首の返し方はこう、みたいな感じでロボットのような矯正の仕方はしないんじゃないかなと思います。トップ選手を見てもシュートフォームは人それぞれですよね。それでもみんな入りますしね。オッちゃんもシュートは理に適ってさえいれば、自由なフォームで打っていいと思う方です。だから自由なフォームで打つということは人それぞれのフォームがあり、ということはリングに正対する構えも人それぞれになってしまうということです。あ、もう結論を言ってしまいましたね。ということでシュートを打つ際に気を付けるべき確認点などを書いてみようかなと思います。
まずワンハンドシュートです。正直なところ一部を除いて中学生ぐらいではシュートフォームは固まらないと思います。身長的にも伸びていく時期ですし、腕力をはじめ全身の筋力もまだまだこれからついていく時期だと思うからです。でもワンハンドシュートで打ちたいお年頃かとも思いますし、試合でシュートを決めたいでしょうし、まぁ気持ちはわかりますので、コツとまではいきませんがこの点はおさえておいてほしいということを書いておきます。
一点目は、体の中心を軸とするのは難しいですよ。体の中心を軸とすると頭の真上でリリースすることになります。これでボールをイメージ通りとばすには手首だけでシュートを打つことになります。自手首が強くないとダメですし下半身との連動ができないと距離も出せません。肘の力を加えると自然とひじが外側に開くので、ボールに横向きの力が伝わりやすくなるので、まっすぐ飛びにくいと思います。NBAの選手で肘が開いている人がいるよといわれるとオッちゃんも何も言えませんが、ごくまれな成功例と思ってください。結論を言うと、右利きの人は右肩から下に右足の踵までに一本の軸を感じるように構えてみるといいかなぁと思います。ボールは自然と頭の右側に来ますね。
二点目は肘が開かないでコート(地面というか真下です)に向いているということです。これで先ほども書きましたが横方向のブレが生じにくくなるのでボールがまっすぐ飛びやすくなります。
三点目はフォロースルーをきっちりとるということです。手が小さかったりまだ筋力がないと弾くような放り投げるようなシュートを打つ方がいらっしゃいますが、現時点でそうせざるを得ない場合は仕方ないですがいずれ体ができてきたときは、肘を伸ばして手首を返してボールをまっすぐとばすという動作をしっかり体に覚えさせる時が来ると思っていてください。たぶん壁にぶつかると思いますし、よりレベルアップするには避けては通れない道だと思いますよ。フォロースルーがリングの中心線を通ると理想的ですね。
以上をまとめると、ボールをまっすぐ飛ばすにはどうすればいいかという一点になっちゃうんですよね。まぁシュートなんてそれだけのことで簡単なことなんですけど、それが難しいのですよね。これらの点をクリアしてボールをまっすぐ飛ばすのに適した自分なりのフォームができたら自分なりの正対が自然と決まってきます。リングを使ってシュート練習できる人数や時間が限られている場合はボールをまっすぐ飛ばすだけなら対面パスの形式でも十分確認可能ですから、この向きだとちょっと窮屈だなとか、この向きだと斜めになりすぎてボールをうまくコントロールできないなとか、微調整を繰り返しつつ、自分の正対を見つけてください。あ、念のため書いておきますけど一日で見つかるとか簡単に考えないでくださいよ。気長に自分の成長と技術の向上を心掛けつつ確認、微調整、また確認と繰り返しやって下さいね。そして自分だけの答えを見つけてくださいね。
一応、ボースハンドシュートも書いておきます。チェストパスの延長でシュートを打っている方は体の中心を軸として両肩のラインとシュートを打つというかボールを飛ばすラインが垂直になればいいと思いますよ。ホント申し訳ないですが想像で書いてます。ですから自然とリングに正対するということはリングの中心線(直径にあたる部分です)と自分の体の中心線を重ねればいいということに理屈上なると思います。これは自分だったらと前置きしますが、自分の中心線をリングの一番奥の一点に重ねることに意識を集中します。まぁ優れた指導書や指導者の方がいらっしゃるのでその方のおっしゃることを守って下さい。正対を決めるという点では決めやすいかなぁとは思います。
距離感についてはセンスもありますが練習量も大事ですよ。体が大きくなれば変わりますし、筋力がついてきても変わります。ある程度体ができるまではこれが自分のシュートフォームだとあまり固執しない方がいいと思います。たぶん一番練習することだと思いますが、難しいことですから、リングに正対して自分のフォームで打てばボールがまっすぐ飛んでいく、これを目標に日々精進してください。頑張って下さい。
それでは今回はこのあたりで。おしまい。