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ケ・セラ・ヘラ

ほんのり前向きな気持ちを持ちながらも、のんびりとへらぶな釣り。

釣れるようになるために Vol.5 【ウキ選び編】

2007-07-15 19:11:10 | 鯉のてほどき
■ウキ選び編

基本的にはヘラぶな用のウキを使用しますが、ヘラほど神経質になる必要はないようです。

<ウキの特徴>

これはかなり重要な道具です。サオより重要です。トップ(目盛りの部分)の長さや種類、太さでエサを支える浮力や魚の当たりやサワリ(魚が寄ってくるとラインに触って弱い動きが出ます)が違ってきます。
ボディ(中心になる膨らみの部分)の材質は主に羽根(孔雀の羽の芯)とカヤ(植物のくき)で、太さや長さでオモリの量 が違ってきます。
沈ませすぎると上がりが悪くなり、せっかくの食いアタリが気持ちよい節アタリにはなりません。

この釣り堀では底釣りが基本ですので、ウキの大きさの選択は、池の深さ(水深)で決めます。
深ければ水の抵抗が道糸に当たり水中でふけてしまうので、オモリをたくさん使うことにより糸が張り、アタリが出やすくなります。
浅い場所で大きいウキを使うと道糸が張りすぎて、今度はオモリが支点となり抵抗が発生しますし、ウキの返りが早いので吐き出す速度(エサをくわえたときの抵抗)が早く、カラツンになる可能性が発生します。

ウキの形状にも色々特徴があり、サワリの動きが出やすかったり(感度がいい)、当たりがあった時の沈み方も微妙に異なります。
足(ボディの付け根から先まで)はカーボン、竹、グラスなどで、材質と長さでウキの立ち上がる速さが違ってきます。基本的には浅いタナ(狙う深さ)は長く、底へ行く程、短いものになります。
そのため、いろいろな釣り方にあわせたウキが必要になります。
浅いタナの場合カーボン、底釣りの場合竹足が多いようですが、ここでは宙釣り用のウキでも問題ありません。

<ウキの選択>

あくまでも 水深にあったウキを選ぶことが底釣りの基本となります。
簡単に言うと、沖へ行くほど深くなっていますので、竿の長さが長いほど大き目のウキを選ぶということです。
7尺から9尺ぐらいなら同じウキでも問題はないと思いますが、一般的に、7尺だったらボディの長さは7cm、9尺だったら9cmというのが目安とされています。

底釣り用のウキは、肩がなで肩で、細く長めのボディ、足は短めのものが普通です。
私は大体15㎝~25㎝の細身のウキで、比較的トップが長め(ボディと同じか少し長め)のものを使用しています。
夏場は消しこみアタリが出ることがあるのであまり神経質になっていませんが、冬は軽い餌(ウドンなど)でもナジミ幅が出やすいウドンバージョンとやらがお気に入りです。
ボディが細く、足はカーボンの長め、トップはPC無垢です。
活性が鈍く、大きく吸い込まない冬場の小さなアタリも見逃しません。

また、ウキの感度と言う点ではトップの材質、太さが影響してきます。
ダンゴエサを使う場合や宙釣りをする場合には比較的浮力のあるパイプトップが普通ですが、底釣りの場合細めのパイプトップかムクトップを選択するほうが無難です。

ヘチを狙う時は比較的小さめのウキを使うことになります。
大き目のウキでもアタリはわかりますが、スレが出やすくなるのではないでしょうか。
私はオモリを付けない、かなり小さい唐辛子ウキを使ったりもします。
サルカンと餌の重みだけでウキのバランスを取り、餌に与える抵抗を出来るだけ少なくするために。

<ウキゴムとウキ止めストッパー>

ウキゴムですが、最近では「遊動式」と呼ばれる、ゴムの付け根がリングになっていて道糸を通すタイプが主流です。これはウキが道糸に絡みにくくする作用があります。ウキの足の太さによって穴の径の種類がありますが、すこし「きつめ」なものがいいと思います。
遊動式のウキゴムはウキ止めストッパーというもので位置を合わせます。ウキゴムを挟むように上下につけます。材質はゴム製や糸といったものがあります。
↓ウキ止めストッパーをひとつ通したら、ウキゴムを通してからもうひとつのウキ止めストッパーを通します。


これも使う道糸の太さによって種類がありますが、経験からすると、道糸2号だったら、0.8~1.5号と書かれたウキ止めぐらいで丁度いい感じです。
また、乾燥したまま移動させると摩擦が大きく、糸を痛めます。ウキ止めは道糸が濡れている状態で動かすようにしましょう。
どうしても動くようであれば下側のストッパーを2個つけるのもいいでしょう。
せっかく合わせたタナがずれてしまってはなんにもなりませんから。

ここに書いたことはあくまで一般的なもので、経験を積んで自分にあったお気に入りを見つけましょう。
ウキの特徴をつかむためにはなるべく同じメーカーの同じシリーズものを使用する事もいいかもしれません。
私はトラブルを想定して同じウキを2本以上同時に買い求めるようにしています。
最後に、高価なウキがいいウキとは限りません。
 
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