ケ・セラ・ヘラ

ほんのり前向きな気持ちを持ちながらも、のんびりとへらぶな釣り。

釣れる様になるために Vol.4 【初心者池でのヘチ釣り編】

2007-05-07 22:12:04 | 鯉のてほどき
■初心者池でのヘチ釣り編

読者の方から初心者に助言を、というリクエストをいただきましたので、「初心者池」に的を絞ってポイントを整理してみます。(といってもチョット長い)

まず、初心者池はなぜ初心者池なのか。
他の大池の面積の4/1ぐらいなのに魚が投入されている量がほとんど同じだからです。
つまり4倍の濃さで魚がいます。(たぶん)
ですから、始めてやった人でも釣れる確立が高いと言うことになります。

それでは、いくつかポイントを。

1.休日は10時過ぎに魚を投入するので10時半か11時ごろ入場する。

2.短竿を借りること。出来れば棒ウキではなく、唐辛子の形のウキを選ぶ。

3.初心者池の奥側より入り口側の方が釣果が良いようです(たぶん)。

4.釣るポイント決めます。
池の縁から20センチぐらいのところにポイントを置いてください。(ヘチ釣りと言います)
奥へ行ったり、左右にずれたりすると深さが違ってしましまいますので、決めたところで暫くは試してください。
正面より、左横が竿を構えたり、上げたりしやすいと思います。

5.まず、一番大事なタナを合わせます。
受け付け横に板オモリが小さく切って置いてありますので、二つぐらい持って来てハリに巻きます。
水深より浮きの位置が短ければ当然沈みますので、少しずつウキの位置を調整し、やっとウキの頭がほんの少し出るくらいにします。
この作業はポイントを変える度に行ってください。

6.針につけたオモリを取って、同じポイントに餌無しで垂らして見ます。
さっきオモリを付けた時のウキの位置より少し多めにウキが水面から出ていればOKです。

7.次に餌つけです。
「基礎知識編」にあるとおり。
<売店で売っている餌を使用する場合>
まず、売店で売っているダンゴ(1個80円、ゴルフボールより一回り大きい。ボールに入れてくれるので、ボールは帰りに返す)を二つに割る。
片方はつぶさないようにパラパラにほぐす。
もう片方は、手に水を付けてたらすようにして適度に柔らかくする。(数滴です)
柔らかくなった餌をパチンコ玉ぐらいの大きさ分指でつまみ、針に押し付けるように付ける。
(なるべく練らないこと、ハリスの結び目当たり<チモト>を軽く抑えて落ちないようにする)
針についた餌に、パラパラにした餌を周りに少しまぶす感じで軽く抑える。
(このパラパラの餌は途中で落ちますが、魚を寄せる役割を助けます)

スイミーやコイミーでもいいんですが、受付で売っている餌で十分です。
粉の状態でも売っています。(小=300円、大=500円)
(粉の場合、粉:3に対して水:1を入れ、指を熊手のようにして軽く掻き混ぜる)

8.餌を付けたら先ほどタナ合わせをしたポイントに垂らします。
先ほどのタナ合わせした時のオモリを付けた状態のウキの出具合と同じになるはずです。
(餌の重みでハリが丁度底に着く)

9.魚が寄ってくるとウキがフワフワ動き(サワリ)、餌を吸い込むと「ツン」とウキの頭が水面より沈みます。(当たり)
間髪いれずに竿を「ピッ」っと手早く上げてください。
ほら、釣れたでしょう。
当たりを待っている間はよそ見をしたり、竿を置いたままにしないでください。
餌を吸い込んだ後、違和感があると一瞬にして餌を吐き出してしまいますので。

以上のことを数回経験すれば「初心者」から脱出できるでしょう。
しかし、約束できるものではありませんので、色々試してみてください。
なお、この「初心者池でのヘチ釣り編」は大池でも通用します。

ルール、マナーを守って楽しく釣りをしましょう。
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