トビエイが・・・

　既に７月も終わろうとしている。

　でも、、、ネタがない・・・・。

　っということで、夕方に庄内XT２５を持ってネタ作りに行ったのだ。

　っで、オキアミを針に付けてクロダイがいるであろう岸壁の際へそ～っと振り込んだ。
　潮は良い感じで流れている。
　一投目から早速それらしいアタリがあった。

　ぐっと合わせて竿を立てると、まったく頭を振らないけどすんごく重たい魚がず～～～～んと走り出した。
　直感でナルトビエイだと解ったので長期戦になると覚悟してスプールを指で押さえて臨戦態勢に入った。
　ジュィ～～～～～～～～ンっと小型太鼓リールのスプールが逆転する。
　ドラグがないので親指でブレーキを掛けるけどあっという間に親指が火傷して皮がむけた。
　しょうがないので左手でハンドルを持ってテンションを保とうとしたが、突き指した。
　完全に負けモードだ。
　痛い指をかばいながらいったんは足下まで寄せたのじゃが、まだまだ元気いっぱいで全く浮いてくる気配のない大物ナルトビエイ。明らかに畳一畳を超える巨体だ。
　しかしかつてポケットパック165とゼロミニでやりとりした経験から、時間をかけさえすれば捕れると判断し、すこし走らせることにした。
　しかしそれが失敗だった。

　ゼロミニの時は道糸2号だったが100m巻いてあった。今回は道糸こそ３号だがタカミヤのパワーミニッツに30m巻いてあるだけ。
　あっというまにスプールの芯が見え始め、、、、、火傷した指では走りが抑えきらず・・・・

　ザッブ～～～ンっという大ジャンプに続く潜りでついに糸が出きってしまって、

　パーーーーーーン！

　っと景気の良い音とともに庄内XTの中をラインがすり抜けていった。
　やはりナルトビエイにはディスクドラグのリールと100m以上のラインが必要じゃね。