又四郎夢日記

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豪傑でみるアイドルマスター

2014-09-29 16:03:25 | アイマス雑記
アイドルは一騎当千の豪傑である!!・・・と言ったらアブナイ人かと思われそうですが、ある意味ではアイドルと豪傑は似ていたりします。その理由は、ライブと合戦の人数を比較すると良くわかります。

アイマスのライブでは数千人~一万数千人くらいの人達が集結しますが、これは戦国時代の大規模な合戦の人数とほぼ同じです。十万を超える大軍を動員した戦いもありましたがそれは例外であり、普通は多くても数千~数万、特に数千~一万数千程度であり、数万でさえ頻繁にはありません。中華の三国時代も同じです。後世には誇張されて数十万となっていたりしますが、実際には数千~数万であったようです。

実は、一騎当千の豪傑の活躍が目立つのは、数千~数万規模の戦いまでだという説があったりします。この説を主張する人によると、中華文明で数千~数万規模の戦いが多かった時代には、豪傑の活躍が記録に残りやすいのに対して、中華全土が統一されて異民族と十万以上の戦いをしている時代には、豪傑の活躍があまり記録として残っていないのだとか。

現代のライブも戦国や三国の合戦と同規模です。希に十万人野外ライブとかがあったりしますが、演者からも観客からも人が多すぎてよく分からなかったという話しが聞こえてきます。また、戦国大名の上杉謙信が数千規模の兵力を好んで用いたのは、総大将が直接全体を把握できる人数がそのくらいだったからだとも言われているようです。

個人の力で数千~数万人を興奮させるという意味では、アイドルと一騎当千の豪傑は共通していると言っていいでしょう。