「家」「うち」

今日は暑いですねー

連休後半が見ごろかと思っていた桜もあちこちで満開になっているようすね。

夜にでもちらっと見に行こうかと思ってます。

　

先日、加藤大志朗さんの講演を聞いて、心に響いた事がありました。

　

「人はどんなに年をとっても、ボケたとしても自分の育った家は忘れない」

いま、住んでいる場所を忘れても　生まれ育った場所は覚えているそうです。

先ほど打ち合わせさせていただいたお客様も介護の仕事をしているので　聞いてみましたが、

みなさんそうですよ！

との事

忘れる事がない家　そんな家は　住みやすく　居心地が良い家でなくてはならない！

改めて　感じてきました。

　

良い「家」とは　良い「うち」

うちという　言葉には「いえ」という　物体を表す意味もありますが、

「うちにおいでよ」「うちのかあちゃんがさー」「うちにゲームあるよー」

など　「うち」という言葉には　家という物体を示す意味と家族や家庭を示す意味があるようです。

　

良い　「家」を作るだけではなく　良い「うち」を作る事が大切なのでは・・・

最近の住宅の流れをみると　スマートハウスだのなんだのと高性能設備が先にきてます。それもいいですが、その前に必要な事って沢山あるし、基本性能や生活をしっかり考えないとって思います。　

大志朗さんもいってましたが、このままでは住宅は大きな家電製品になってしまう！

家電製品の中で暮らすなんていやですよねー！

住宅に必要な事の順番がおかしくなってます

　

形を作るのではなく　生活を作る　

そして　良い思いを沢山詰め込んで暮らしていける

そんな思いを大切にしていきたいです