ネタを忘れないうちにメモ。
★ハボックとロイ。
前の日、司令部で風邪を引いてぐったりしていたロイ。
ホークアイに「もうお帰り下さって結構です。」とますます無能の烙印を押されて早退。
翌日、電話で欠勤の連絡を入れるロイ。
電話を取ったのはハボック。
「・・・あ・・・・・・私だ。すま・・んが・・・」
あまりにガラガラ声で分からない
「は?誰?」
「マスタング・・・だ。」
「あぁ、大佐。ひどいです . . . 本文を読む
司令部のさらに奥にロイ・マスタング大佐の執務室はあった。
午後の暖かな日差しが差し込む執務室に比べ、扉一枚隔てた執務室に窓はない。テロ防止などのために、司令官の執務室は建物の内側に配置されていた。一人で居るには充分な広さがあるのだが、窓がないせいか空気が重く感じられる。同じ理由で執務用の机も、ドアの正面に面した位置に置かれていない。ドアを開けると死角になる位置に置かれていた。
もっともそれで . . . 本文を読む