まさおレポート

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聖職者の腐敗は映画「ゴッドファーザー」ですでに告発していた

2018-09-17 | 映画 絵画・写真作品含む

聖職者が性食者だという驚きの報道が相次いでいる。「無責任な事前報道は被害者にとってもショックな出来事だ」と反論しているが、米国などは大陪審の報告なので信憑性があると考えていいのではないか。

これらの記事に接してかつて見た映画のいくつかが脳裏に浮かんだ、名作「ゴッドファーザー」に描かれたバチカンの腐敗であり、最近では「天使と悪魔」で聖職者の小児愛好者が登場し、最後は鐘楼から落ちて死ぬ。他にもそうしたシーンがいくつか浮かぶが題名が思いつかない。つまり映画ではこうしたカトリック教会の悪弊については1970年代から告発していたのだ。

毎日新聞 

【ベルリン中西啓介、パリ賀有勇】キリスト教カトリック教会の聖職者による性的虐待疑惑に関し、独誌シュピーゲル(電子版)などは12日、独国内でも約3700人の被害者がいたとの調査結果を報じた。

1946年から2014年にかけ、司祭や修道士ら1670人が被害者3677人に性的虐待を行っていた疑惑が判明した。被害者のほとんどは少年で、約半数が13歳以下だった。独DPA通信は「ドイツの聖職者の4.4%が容疑者になる」と指摘する。

どこまで透明性が確保されたかは疑問だ。書類が改ざんされた形跡も指摘されており、「明らかになったのは実際に起きたことの一部」

アッカーマン司教は12日、「無責任な事前報道は被害者にとってもショックな出来事だ」と報道を非難する一方、「被害の規模は我々にとって恥ずべきこと」とし、全容解明を進める考えを示した。

 カトリック教会の虐待疑惑を巡っては8月、バチカン(ローマ法王庁)の元駐米大使が、フランシスコ法王が疑惑に関する報告を受けながら、対策を取らなかったと告発する書面を公表。貧者に寄り添う開かれた教会を目指し、人気を集める法王は厳しい立場に追い込まれている。2018/09/14 10:52毎日新聞 

 CNN

 米ペンシルベニア州のカトリック教会に属する歴代の神父300人以上について、子どもへの性的虐待を行っていた疑いが強いことが分かった。大陪審の報告で明らかになった被害者の数は、確実視されているものだけで1000人を超えるとみられている。

1947年までさかのぼって調査している。「実際の被害者は数千人単位に上るとみられる」という。

報告によると、これらの聖職者らは「幼い少年少女を強姦していた。教区の責任者たちは何の対応もとらなかったばかりか、数十年間にわたって全てを隠蔽(いんぺい)した」。ほとんどの場合、加害者は罰せられることなく、多くが高位聖職者への昇進を果たしたという。(CNN)

 

 AFP

【AFP=時事】世界各地でカトリック教会をめぐる不祥事が相次ぐ中、15日のオランダ日刊紙「NRCハンデルスブラット」は、国内のカトリック教会について1945年から65年間、聖職者らによる子どもへの性的虐待事実の隠ぺいに上位聖職者の半数以上が関与していたと伝えた。

オランダ・カトリック教会広報のダフネ・ファンローゼンダール(Daphne van Roosendaal)氏はAFPに対し、報道の一部は事実と認めてもよいと述べた上で、性的虐待を指摘された聖職者の多くは既に死去しており、全ての事件は時効が成立していると付け加えた。

フランスでも新たに聖職者による子どもへの性的虐待が明らかになった。

仏中部カンタル(Cantal)のカトリック教会の神父(64)が、3歳から17歳までの兄弟4人に性的虐待を加えたとして、兄弟の家族に告訴された。兄弟の弁護士が15日、明らかにした。4人の兄弟は教会の聖歌隊に所属していたという。虐待があった時期は不明。

2018年9月16日 【AFP=時事】

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世(83)は15日、訪問先のオランダで、仏教指導者らによる性的虐待があったことは1990年代から知っており「目新しいことではない」と語った。

 世界の仏教徒ら数億人の尊敬を集めるダライ・ラマは、欧州歴訪の一環で4日間の日程でオランダを訪れている。14日には仏教指導者からの性的虐待被害を主張する人々の請願に応じ、十数人の被害者と面会。「心と精神を開いて仏教に救いを見いだしたのに、仏教の名の下にレイプされた」と請願書で訴えていた被害者たちに対し、虐待を知っていたと認めた。

 

 


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